特許
J-GLOBAL ID:200903017522533055

連続圧延機における先進率の推定方法及び学習方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-184820
公開番号(公開出願番号):特開平8-047706
出願日: 1994年08月05日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 板速度計や板厚計を増設せずに先進率を正確に予測して、次の圧延の先端通板時より安定かつ高精度な圧延を行う。【構成】 各圧延スタンドSTi に、ロールの圧下荷重、圧下位置及びロールの周速度の検出手段を設けた連続圧延機において、最終スタンドSTn に被圧延材が噛み込んだ後でかつ各圧延スタンド間のマスバランスが安定している加速圧延前に、各圧延スタンドの実績圧延荷重Pi 、実績圧下位置Si 及び実績周速度Vi を検出しておき、実績圧延荷重と実績圧下位置とから算出した実績出側板圧hi と、各圧延スタンドに初期設定されている目標出側板厚hsi との偏差Δhi を算出するとともに、実績周速度と各圧延スタンドに初期設定されている周速度Vsi との偏差ΔVi を算出し、この板厚偏差と周速度偏差とから各圧延スタンドにおける先進率誤差Δfi を求め、これを次の圧延の初期設定先進率fsi に加味する。
請求項(抜粋):
タンデムに並ぶ各圧延スタンド(STi )に、ロールの圧下荷重、圧下位置及びロールの周速度を検出する手段がそれぞれ設けられている連続圧延機において、最終スタンド(STn )に被圧延材が噛み込んだ後でかつ各圧延スタンド(STi )間のマスバランスが安定している加速圧延前に、各圧延スタンド(STi)の実績圧延荷重(Pi )、実績圧下位置(Si )及び実績ロール周速度(Vi)をそれぞれ検出しておき、前記実績圧延荷重(Pi )と実績圧下位置(Si )とからゲージメータ式によって算出した実績出側板厚(hi )と、各圧延スタンド(STi )に初期設定されている目標出側板厚(hsi )との偏差(Δhi )を算出するとともに、前記実績ロール周速度(Vi )と各圧延スタンド(STi )に初期設定されている初期ロール周速度(Vsi )との偏差(ΔVi )を算出し、この板厚偏差(Δhi )とロール周速度偏差(ΔVi )とを下式に代入して各圧延スタンド(STi )における先進率誤差(Δfi )を求め、この誤差(Δfi )を次回の圧延の初期設定先進率(fsi )に加えて次回の先進率(fi )とすることを特徴とする連続圧延機における先進率の推定方法。【数1】
IPC (2件):
B21B 37/00 ,  B21B 37/00 BBK
FI (2件):
B21B 37/00 C ,  B21B 37/00 BBK

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