特許
J-GLOBAL ID:200903017528444577

マンガンペルオキシダーゼNP-M2

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河澄 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-262258
公開番号(公開出願番号):特開平8-116968
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 未漂白パルプ中のリグニンを低分子化又は分解・脱色する新規なリグニン分解酵素及びその製造方法を提供すること。【構成】 パルプ高漂白活性株SKB-1152株の生産するマンガンペルオキシダーゼNP-M2。本酵素は過酸化水素及び2価マンガン存在下で、フェノールレッド、グアヤコール等を酸化するとともに、未漂白パルプを白色化することができる。最適pH4、最適温度45°C、等電点4.1、分子量約49000であり、CuSO4 、FeSO4 等により酵素活性が阻害される。
請求項(抜粋):
以下の酵素学的性質を有するマンガンペルオキシダーゼNP-M2(1)作用?@過酸化水素及び2価マンガンイオン存在下でフェノールレッドを酸化し、赤色色素を生成する。?A過酸化水素及び2価マンガンイオン存在下で未漂白パルプを白色化する。(2)基質特異性過酸化水素及び2価マンガンイオン存在下でグアヤコール、o-ジアニシジンを酸化する。(3)最適pH及びpH安定性最適pHは 4.0、pH 3.5から 6.0の範囲で安定である。(4)最適温度及び熱安定性最適温度は45°C、45°Cまでの熱に安定である。(5)等電点は 4.1付近である。(6)分子量は約49,000である。(7)CuSO4 、FeSO4 、EDTA、KCN、NaN3 により酵素活性が阻害される。
IPC (3件):
C12N 9/08 ,  C12S 3/08 ,  D21C 9/10

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