特許
J-GLOBAL ID:200903017532261509

回転電機用固定子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-167203
公開番号(公開出願番号):特開平5-022908
出願日: 1991年07月08日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】コイルエンドの絶縁不良が生じるのを防止し、不要箇所にワニスを付着させることなくコイルのワニス含浸を行うことができるようにする。【構成】コイルエンドE1 ,E2 の形を整えた後、コイルエンドにコイル絶縁カバー6,7を被せ、各コイル絶縁カバーを固定子鉄心1から突出しているウェッジ5の内側に嵌合させる。次いでコイル絶縁カバー6の底壁部6cの外側に設けた凹部6f内にワニスを注入し、底壁部6cに設けたワニス滴下孔6gからワニスを滴下させてコイル4にワニスを含浸させる。コイル絶縁カバーをワニスによりウェッジに接着して保持させる。
請求項(抜粋):
環状の固定子鉄心に設けられた巻線スロット内に溝形絶縁物を介してコイルが挿入され、各巻線スロットの開口部側にウェッジが挿入されている回転電機用固定子において、前記固定子鉄心の軸線方向の両端からそれぞれ突出している1対のコイルエンドのそれぞれを覆う1対のコイル絶縁カバーが設けられ、各コイル絶縁カバーは、前記巻線スロットの開口部側からウェッジに嵌合する第1の周壁部と該第1の周壁部と同心的に伸びる第2の周壁部と両周壁部間に跨るように設けられた底壁部とを有して、第1の周壁部と第2の周壁部との間の間隔が成形されたコイルエンドの径方向の最大厚み寸法よりも大きく設定され、前記1対のコイル絶縁カバーの少なくとも一方の底壁部の外側に凹部が設けられるとともに、該凹部の内側で前記底壁部を貫通させてワニス滴下孔が多数設けられ、前記コイル絶縁カバーは前記コイルに含浸されたワニスにより前記ウェッジに接着されていることを特徴とする回転電機用固定子。
IPC (2件):
H02K 15/12 ,  H02K 3/38
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭49-000707

前のページに戻る