負圧式倍力装置

発明者：
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-191869
公開番号（公開出願番号）：特開平9-039778
出願日： 1995年07月27日
公開日（公表日）： 1997年02月10日
要約：

【要約】【課題】構造が簡単でコンパクトな自動作動可能な負圧式倍力装置を提供することである。【解決手段】軸方向に移動することによってブレーキ力を出力ロッド(16)に向けて出力するパワーピストン(6)と、前記パワーピストン内に設置され、ブレーキ操作によって軸方向に移動可能な入力部材(11)と、前記入力部材と係合して、前記入力部材の移動によって軸方向に移動可能なプランジャー部材(20)と、前記入力部材と前記プランジャー部材の一側に設置され他側との間でシール機能を備えたシール部材(21)と、前記パワーピストンのバキュームバルブ弁座(6a)と係合することによって定圧室(4)と変圧室(5)との連通を遮断するバキュームバルブ部(25g)と、電力源に接続され電力の供給を受けて前記プランジャー部材を作動させる電磁ソレノイド(17)を備えた負圧式倍力装置(1)において、前記バキュームバルブ弁座は軸方向において前記シール部材より前記出力ロッド側に位置することを特徴とする負圧式倍力装置。

請求項（抜粋）：

ハウジングと、前記ハウジング中に移動可能に設置され、前記ハウジング内を、常に負圧源に連通する定圧室と、前記定圧室に対して気密的に分離された変圧室とに分離する可動壁と、前記可動壁に連結されて前記定圧室内に突出し、軸方向に移動することによってブレーキ力を出力ロッドに向けて出力するパワーピストンと、前記パワーピストン内に設置され、ブレーキ操作によって軸方向に移動可能な入力部材と、前記入力部材と係合して、前記入力部材の移動によって軸方向に移動可能なプランジャー部材と、前記プランジャー部材のエアバルブ弁座と係合することによって前記変圧室を大気から遮断するエアバルブ部と前記パワーピストンのバキュームバルブ弁座と係合することによって前記定圧室と前記変圧室との連通を遮断するバキュームバルブ部とを備えたバルブ部材と、電力源に接続され電力の供給を受けて前記プランジャー部材を作動させる電磁ソレノイドを備えた負圧式倍力装置において、前記バキュームバルブ弁座は軸方向において前記入力部材材より前記出力ロッド側に位置することを特徴とする負圧式倍力装置。

引用特許：

出願人引用 (1件)

特開昭54-090459

審査官引用 (2件)

特開昭54-090459
特開昭54-090459

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