特許
J-GLOBAL ID:200903017548070754

連立一次方程式の並列計算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-184066
公開番号(公開出願番号):特開平6-028387
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 連立一次方程式を超平面法でベクトル化するとき、メモリへのアクセス競合を防止する。【構成】 M1-1(M1=i方向の格子点数)が奇数か偶数かを判断し、M1-1が奇数の時は、i方向の格子点番号iとj方向の格子点番号jとの和i+jが同じ値になる格子位置のベクトル要素を同時に並列計算し、偶数の時はi+2jまたは2i+jが同じ値になる格子位置のベクトル要素を同時に並列計算するか、あるいはM1-1が奇数の時はi方向に仮設格子点を追加し、i+jが同じ値になる格子位置のベクトル要素を同時に並列計算する。
請求項(抜粋):
差分法により離散近似して得られる連立一次方程式をi方向およびj方向の格子点数がそれぞれM1、M2(M1,M2=2以上の任意の整数)の超平面法でベクトル化し、共役勾配法系の反復解法で数値解を求める並列計算装置であって、前記i方向の格子点数M1から1を減じた値が偶数か、奇数かを判定する判定手段を設けると共に、この判定手段の判定結果により、前記格子点数M1から1を減じた値が奇数の時は、i方向の格子点番号iとj方向の格子点番号jとの和i+jが同じ値になる格子位置のベクトル要素を同時に並列計算し、偶数の時はi+2jまたは2i+jが同じ値になる格子位置のベクトル要素を同時に並列計算するように順序付ける制御手段とを設けたことを特徴とする連立一次方程式の並列計算装置。
IPC (2件):
G06F 15/324 ,  G06F 15/347

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