特許
J-GLOBAL ID:200903017549447711

ステアリング装置のシャフト伸縮構造とその調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-006587
公開番号(公開出願番号):特開平11-198822
出願日: 1998年01月16日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【目的】 車両のステアリング装置のメインシャフトあるいはインターミディエイトシャフト等のシャフトのアウターシャフトとインナーシャフトとの結合構造において、回転方向のすきまを無くし且つ伸縮が軽い摺動抵抗に精度良く管理する構造とその調整方法を得ることを目的とする。【構成】 アウターシャフト41とインナーシャフト42とが同芯にスプライン嵌合している。インナーシャフト42の先端部から所定の長さに形成されたスリット42dに拡径部材61が嵌められ、拡径部材61の内周の円錐面にくさび62が嵌められ、調整ねじ63はインナーシャフト42に螺合し先端がくさび62に接する。調整ねじ63の外周には固定用ねじ64が螺合し調整ねじ63が緩まないように固定している。調整ねじ63の軸方向の荷重でくさび62を介して拡径部材61をアウターシャフト41に押し付け、調整した摺動抵抗を与える。
請求項(抜粋):
ステアリング装置の少なくとも1対のシャフトが、互いに軸方向に嵌合するアウターシャフトとインナーシャフトとで構成され、前記インナーシャフトの先端部から所定の長さのところに形成されたスリットに嵌め込まれ内周に円錐面を有する拡径部材と、前記拡径部材の前記円錐面に嵌められる外周に円錐面を有するくさびと、前記くさびを軸方向に押し込め前記インナーシャフトの先端部に螺合する調節ねじを備えていることを特徴とするステアリング装置のシャフト伸縮構造。
IPC (2件):
B62D 1/18 ,  F16D 3/06
FI (2件):
B62D 1/18 ,  F16D 3/06 S

前のページに戻る