特許
J-GLOBAL ID:200903017549862018

写真フイルムパトローネの組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-189731
公開番号(公開出願番号):特開平6-035128
出願日: 1992年07月16日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 作業能率が低い暗室内での作業工程を減らす。【構成】 明室内で、パトローネ本体11a,11bは、フイルム出入口15からリーダテープ17の先端が突出されるようにしてスプール16が挿入された後、互いに合わされて超音波溶着により接合される。暗室内で、写真フイルム14の端部がリーダテープ17の先端部に接合された後、スプール16が回転駆動されて写真フイルム14がパトローネ本体11内に巻き込まれる。この後、写真フイルムパトローネ10は明室に移され、検査及び包装が施されて出荷される。【効果】 超音波溶着によって写真フイルムに擦傷がつくことがなくなる。組立用の機械が故障した際の復旧作業が短時間で済み、機械の稼働率が向上し、機械の故障に伴う写真フイルムのロスが減少する。暗室作業が減少することにより、オペレーターの作業時間,精神衛生面等の負荷も軽減される。
請求項(抜粋):
2つの樹脂製ケース部品からなるパトローネ本体の内部に写真フイルムを巻きつけたスプールを回転自在に収納し、このスプールを回転させることによってパトローネ本体に形成されたフイルム出入口から写真フイルムを外部に送り出すようにした写真フイルムパトローネの組立方法において、該スプールを収納しながら前記2つの樹脂製ケース部品を接合してパトローネ本体を組み立てる工程と、該写真フイルムの端部をスプールに連結させた後、スプールを回転させて写真フイルムをパトローネ本体内に巻き込む工程とからなることを特徴とする写真フイルムパトローネの組立方法。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭52-077723
  • 特開平4-123049
  • 特開昭64-054042
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