特許
J-GLOBAL ID:200903017550126090

微小粒子の粒子数計測方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小川 信一 ,  野口 賢照 ,  斎下 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-312076
公開番号(公開出願番号):特開2008-128739
出願日: 2006年11月17日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【課題】自動車の排気ガス等に含まれる微小粒子の粒子数を、微分型電気移動度測定装置(DMA)と高感度電流計と凝縮核計数器(CNC)を利用して測定する微小粒子の粒子数計測方法及び装置において、粒子の荷電効率を実測値から算出して補正することにより、精度の高い測定をすることができる微小粒子の粒子数計測方法及び装置を提供する。【解決手段】 微分型電気移動度測定装置2の分級用の電極14に所定の時間間隔で電圧を印加して、凝縮核計数器4で、電圧印加時の粒子数Naと、電圧非印加時の粒子数Nbを計数し、この差から算出される粒子数Naと、高感度電流計4で求めた電流値icとを比較して、粒子群の粒子の荷電効率fcを算出し、該荷電効率fcを使用して、高感度電流計4で求めた電流値imから検出される粒子数Nmを補正して、粒子群の粒子数Nvを算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
微小粒子を含んだ排出ガスを、荷電器により帯電させ、微分型電気移動度測定装置を用いて電気移動度により分級し、所定の範囲の粒径を有する粒子群を粒子捕集電極で捕集し、該粒子捕集電極に発生する電流を高感度電流計で検出し、該検出電流から前記粒子群の粒子数を検出すると共に、前記微分型電気移動度測定装置から排出される排気ガス中の少なくとも一部に含まれる粒子数を凝縮核計数器で計数する微小粒子の粒子数計測方法であって、 前記微分型電気移動度測定装置の分級用の電極に所定の時間間隔で電圧を印加して、電圧印加時には、前記凝縮核計数器で前記微分型電気移動度測定装置で捕集されずに流出してきた粒子数を計数し、電圧非印加時には前記凝縮核計数器で排気ガス中の粒径の全範囲における粒子数を計数し、前記凝縮核計数器の電圧非印加時の粒子数と電圧印加時の粒子数との差から算出される粒子数と、前記高感度電流計で求めた電流値とを比較して、前記粒子群の粒子の荷電効率を算出し、該荷電効率を使用して、前記高感度電流計で求めた電流値から検出される粒子数を補正して、前記粒子群の粒子数を算出することを特徴とする微小粒子の粒子数計測方法。
IPC (2件):
G01N 15/02 ,  G01N 27/60
FI (2件):
G01N15/02 F ,  G01N27/60 C
Fターム (2件):
2G041BA02 ,  2G041BA19
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 粒径分布測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-094551   出願人:日本科学工業株式会社

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