特許

J-GLOBAL ID：200903017556291913

自動販売機の冷却装置

発明者： 前田 政一郎 ,  中山 伸一 ,  木村 幸雄
出願人/特許権者： 富士電機株式会社
代理人 (1件)： 山口 巖
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-242437
公開番号（公開出願番号）：特開平6-096344
出願日： 1992年09月11日
公開日（公表日）： 1994年04月08日
要約：

【要約】【目的】プルダウン時間を3個全格納室について平均化、短縮化させる。【構成】ステップS1 〜S5 で、各室温T1,T2,T3 が上限設定値Uと比較され、いずれかが上限設定値U以上のとき、プルダウン運転の方式がとられ、最高室温と最低室温との差が所定値K以上のとき、その最低室温の格納室だけの冷却動作が停止されると共に( ステップS6,S7)、この冷却動作の停止された格納室が、その後にその室温が格納室の内の最高室温より第1所定値未満の所定値Δだけ低い室温になったとき( ステップS9)、または別の格納室で、その室温が最高室温より所定値Kだけ低い最低室温になったとき( ステップS12) 、その別の格納室の冷却動作が停止される( ステップS14) のと同時に、ステップS9 とステップS12とのうち早く起こった場合に応じ冷却動作が再開される。

請求項（抜粋）：

3個の商品用格納室が、それぞれに対応する蒸発器,毛細管および電磁弁の直列ユニットと、共通な圧縮機および凝縮器とを用いた蒸気圧縮式冷凍方式に基づいて冷却され、その各格納室に係る冷却動作が、上限,下限の各設定値に対する室温に基づいて作動,停止される装置において、全ての格納室の室温が上限設定値以上であって、その内の最高室温と最低室温との差が第1の所定値以上のとき、その最低室温の格納室だけの冷却動作を停止させるとともに、この冷却動作の停止された格納室を、第1の場合として、その後にその室温が格納室の内の最高室温より第1所定値未満の第2の所定値だけ低い室温になったとき、第2の場合として、別の格納室で、その室温が最高室温より第1所定値だけ低い最低室温になったときに、その別の格納室の冷却動作を停止させるのと同時に、第1,第2の各場合のうち早期に起こった場合に応じて冷却動作を再開させる制御部を備えることを特徴とする自動販売機の冷却装置。