特許
J-GLOBAL ID:200903017563043950

車両用液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-129419
公開番号(公開出願番号):特開2004-330876
出願日: 2003年05月07日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】液圧系に対し調圧弁の出力液圧を供給する液圧路を、開閉弁によって開閉する車両用液圧ブレーキ装置において、アンチロック制御開始時に開閉弁の作動状態を判定し得る簡単且つ安価な装置を提供する。【解決手段】マスタシリンダMCからホイールシリンダW1等に至る液圧系MHに対し調圧弁RGの出力液圧を供給する液圧路Hbを接続し、この液圧路を開閉する電磁開閉弁NCを設け、この電磁開閉弁が閉位置にあるときに調圧弁RGの出力液圧をマスタシリンダMCの出力ブレーキ液圧より高圧に設定する差圧設定手段(例えば圧縮スプリング8)を設ける。アンチロック制御が開始し電磁開閉弁を開位置としたときに、圧力センサSmcによって検出した液圧系MHの検出液圧と、ブレーキ操作量に応じた圧力センサSrgの検出液圧の比較結果に応じて電磁開閉弁の作動状態を判定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定の液圧を発生して出力する液圧源と、該液圧源の出力液圧を運転者のブレーキ操作に応じて調圧して出力する調圧弁と、該調圧弁の出力液圧を圧力室に導入し、該圧力室の液圧によってマスタピストンを前進駆動してマスタ液圧室からブレーキ液圧を出力するマスタシリンダと、該マスタシリンダの出力ブレーキ液圧によって車両の各車輪に対し制動力を付与するホイールシリンダと、該ホイールシリンダと前記マスタシリンダを接続する液圧路に介装し、前記車両の各車輪に制動力を付与したときにロック傾向を示す車輪に対し、前記ホイールシリンダ内の液圧を調整してアンチロック制御を行なう液圧制御弁と、前記マスタシリンダから前記ホイールシリンダに至る液圧系に対し前記調圧弁の出力液圧を供給する液圧路に介装し、該液圧路を開閉する開閉弁を備えた車両用液圧ブレーキ装置において、前記開閉弁が閉位置にあるときに前記調圧弁の出力液圧を前記マスタシリンダの出力ブレーキ液圧より高圧に設定する差圧設定手段と、前記液圧系の液圧を検出する液圧検出手段と、前記運転者のブレーキ操作量を検出するブレーキ操作量検出手段と、前記車輪に対するアンチロック制御時に前記開閉弁を開位置とし、前記ブレーキ操作量検出手段が検出したブレーキ操作量と前記液圧検出手段の検出液圧の比較結果に応じて前記開閉弁の作動状態を判定する判定手段を備えたことを特徴とする車両用液圧ブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T8/88 ,  B60T8/48 ,  B60T11/16
FI (3件):
B60T8/88 ,  B60T8/48 ,  B60T11/16 Z
Fターム (17件):
3D046BB01 ,  3D046BB28 ,  3D046CC02 ,  3D046EE01 ,  3D046HH02 ,  3D046HH16 ,  3D046LL05 ,  3D046LL11 ,  3D046LL23 ,  3D046LL37 ,  3D046MM03 ,  3D046MM14 ,  3D047BB01 ,  3D047CC11 ,  3D047CC19 ,  3D047FF13 ,  3D047HH10

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