特許
J-GLOBAL ID:200903017571050116

芯物質含有カルシウム微粒子の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 功 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-167135
公開番号(公開出願番号):特開平10-005577
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 芯物質含有カルシウム微粒子の製法を提供する。【解決手段】 食用油とカルシウム殻形成物質と水とを高速攪拌して O/W 型エマルジョンを形成すると共に油滴の表面にカルシウム微粒子を静電吸着させ、油滴に吸着したカルシウム微粒子を固化させてカルシウム殻を形成させ、食用油含有カルシウム殻を分取し、該食用油分を溶媒と置換し、揮散により溶媒を除去して多孔性のカルシウム中空殻を取得し、該カルシウム中空殻内に芯物質となるべき物質を導入し、必要に応じて該芯物質含有カルシウム微粒子にバイオポリマーによる被覆を施す。【効果】 芯物質として油性物質及び油溶性物質のみならず水溶性物質、懸濁物又は微生物等も選択することが可能となり、又バイオポリマーによる被覆を施せば、該ポリマーの性質に応じた機能性、例えば味、臭い等のマスキング、徐放性等の特性を賦与することができる。
請求項(抜粋):
食用油とカルシウム殻形成物質とを水中に添加し、高速撹拌することにより 0/W 型エマルジョンを形成し、油滴と水滴の摩擦によって生じる静電気により油滴の表面にカルシウム 殻を形成固化させる工程と、遠心又は濾過処理により固形物を分取して乾燥することにより食用油含有カルシウム殻を得る工程と、該カルシウム殻の食用油分をアルコール又は極性溶媒にて置換し乾燥することにより多孔性のカルシウム中空殻とする工程と、別途調製した芯物質溶液又は懸濁液に上記のカルシウム中空殻を添加し減圧下に中空カルシウム殻内に芯物質を導入する工程と、芯物質含有カルシウム殻を乾燥させる工程とを具備していることを特徴とする、芯物質含有カルシウム微粒子の製法。
IPC (4件):
B01J 13/04 ,  A23L 1/304 ,  A61K 9/50 ,  A61K 9/52
FI (4件):
B01J 13/02 A ,  A23L 1/304 ,  A61K 9/50 A ,  A61K 9/52 A

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