特許
J-GLOBAL ID:200903017573964689

液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-247978
公開番号(公開出願番号):特開平6-191393
出願日: 1993年10月04日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 複数のブレーキ系統の各液圧制御弁とブレーキシリンダとの間のブレーキ配管の長さが異なる場合でも複数のブレーキシリンダの液圧が同時に変化する電気制御式液圧ブレーキ装置を得る。【構成】 四輪の各接地荷重に基づいて各ブレーキシリンダの目標ブレーキシリンダ圧を決定し(S101)、それら各目標ブレーキシリンダ圧と検出した各ブレーキシリンダの実ブレーキシリンダ圧との差に各々固有の比例ゲインを掛けて各液圧制御弁の駆動回路に対する指令値とする(S102)。これら比例ゲインは各液圧制御弁から各ブレーキシリンダまでのブレーキ配管長さが長いほど大きく設定し、ブレーキ配管が長いことによる実ブレーキシリンダ圧の応答遅れを小さくする。4つのブレーキシリンダの実ブレーキシリンダ圧がブレーキ配管の長さの相違にかかわらずほぼ同時に変化するようになり、制御が簡単になる。
請求項(抜粋):
液圧源と、複数の車輪の回転をそれぞれ抑制する複数のブレーキのブレーキシリンダと、前記液圧源と前記複数のブレーキシリンダとをそれぞれ接続する複数の液通路と、それら液通路の各々に設けられ、前記液圧源の液圧に基づいて前記ブレーキシリンダの液圧を制御する複数の液圧制御装置と、それら液圧制御装置を制御する制御手段とを含む液圧ブレーキ装置において、前記制御手段に、前記ブレーキシリンダ,前記液圧制御装置および前記液通路がそれぞれ属する複数のブレーキ系統の各々について、液通路の液圧制御装置とブレーキシリンダとの間の部分の少なくとも長さに応じて相違する制御指令信号を作成し、各液圧制御装置に供給する管長対応指令信号作成手段を設けたことを特徴とする液圧ブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 13/12 ,  B60T 8/00

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