特許
J-GLOBAL ID:200903017578507022

高速ピアス穴加工方法および同加工方法に使用するレーザ加工ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-085168
公開番号(公開出願番号):特開平10-277766
出願日: 1997年04月03日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 酸化反応を使用するピアス穴加工方法において、飛散する溶融金属を阻止すると同時に溶融金属量を減少させて、ピアス穴の外周部の溶着を減少させ、高速ピアス穴加工の実用化を可能にする加工方法と同加工方法に使用するレーザ加工ヘッドの提供。【解決手段】 レーザにより加工部を燃焼温度直上に加熱すると共に加熱部に酸素を噴射して酸化反応を生じさてピアス穴加工を行う方法において、レーザ加工ヘッド1にレーザと酸素ガスとが通過可能な内部ノズル7を設け、該内部ノズルに冷却液ミスト9を噴射させる外部ノズル11を設け、前記内部ノズルの先端部13を外部ノズルから突出させて設け、該突出部に冷却液ミストの噴出方向を内部ノズルの軸心から離隔する方向に指向させるミストガイド17を設け、該冷却液ミストと圧縮空気とを加工部周囲に噴射してピアス穴加工を行うことを特徴とする高速ピアス穴加工方法。
請求項(抜粋):
レーザ光により板金材料の加工部を燃焼温度直上まで加熱すると共に、この加熱部分に噴射ノズルから高圧の酸素ガスを噴射して金属と酸素ガスとの間に連鎖的酸化反応(燃焼)を生じさて、板金材料にピアス穴加工を行う方法において、レーザ加工ヘッドに前記レーザ光と酸素ガスとが同軸に通過可能な内部ノズルを設け、該内部ノズルの外側に冷却液ミストを被加工材へ噴射させる外部ノズルを設け、該外部ノズルから前記内部ノズルの先端部を突出させて設け、該突出部に前記冷却液ミストの噴出方向を内部ノズルの軸心から離隔する方向に指向させる曲面を形成したミストガイドを設け、前記冷却液ミストと圧縮空気とを加工部周囲に噴射させてピアス穴加工を行うことを特徴とする高速ピアス穴加工方法。
IPC (3件):
B23K 26/06 ,  B23K 26/00 330 ,  B23K 26/14
FI (3件):
B23K 26/06 A ,  B23K 26/00 330 ,  B23K 26/14 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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