特許

J-GLOBAL ID：200903017582211693

電気除湿機

発明者： 藤本 昭三
出願人/特許権者： シャープ株式会社
代理人 (1件)： 岡田 和秀
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-333623
公開番号（公開出願番号）：特開平10-176839
出願日： 1996年12月13日
公開日（公表日）： 1998年06月30日
要約：

【要約】【課題】 冷凍サイクルを搭載して室内空気の除湿を行う電気除湿機において、夏場の除湿効率を上げると、冬場の除湿効率は低下するという不都合を改善し、室内の広範囲温度域において常に除湿効率の高い運転を可能とする。【解決手段】 低温時に冷却器に付着する霜でフィンが目詰まりしにくいようにフィンピッチを大きくした冷却器7を吸入側の前部に、そして夏場の除湿効率を大きくするためにフィンピッチを小さくした冷却器8をその後部に直列に配管されている冷凍サイクルシステムとし、夏場は後冷却器8により通過空気の温度を大きく下げて、高い除湿作用が得られるようにし、冬場はフィンピッチを大きくした前冷却器7によりフィンの着霜による目詰まりを防止したもの。

請求項（抜粋）：

除湿機本体内の吸入空気が通過する部位に設けられた冷却装置を含む冷凍サイクルユニットを備え、前記除湿機本体内に吸入された空気を前記冷凍サイクルユニットの冷却装置により冷却して該吸入空気中に含まれる水蒸気を凝縮させることにより除湿を行うように構成された電気除湿機において、前記冷却装置は、第1冷却器と、この第1冷却器から独立して構成され且つ該第1冷却器よりも吸入下流側に配された第2冷却器とを具備するとともに、該第1、第2冷却器の冷媒流路を直列に配管してなることを特徴とする電気除湿機。