特許
J-GLOBAL ID:200903017585143400

鋼桁の引張フランジに温度差を利用して圧縮力を導入する工法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-223770
公開番号(公開出願番号):特開平9-100513
出願日: 1991年05月27日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 鋼製の梁で引張フランジの引張応力度を低減する工法を提供する。【構成】 鉄板3、4と断熱材6を引張フランジ1と補強板2の間に挟むように補強板2を引張フランジに取り付ける、この時、ボルト・ナット5は取り付けるだけで、強く締め付けない、そして補強板2を電熱機のようなヒーター7で50°C〜200°Cに加熱する。補強板2と引張フランジ1の間に断熱材6がある為、引張フランジ1の温度は上昇せず、補強板2と引張フランジ1の間に温度差が生じた後に、ボルト・ナット5を強く締め付けることにより、補強板2と引張フランジ(1)が一体となる、ヒーター7を取り除くと補強板2の温度が冷えて、引張フランジ1の温度と同じになる、補強板2は温度の高い時に引張フランジ1に固定された為、補強板2は縮もうとするが、引張フランジ1により縮みが拘束されているため補強板2には引張力が生じ、その反作用として引張フランジ1に圧縮力が導入される。
請求項(抜粋):
1.鉄板(3、4)と断熱材(6)を引張フランジ(1)と補強板(2)の間に挟むように前記補強板(2)を前記引張フランジ(1)に取り付ける、ヒーター(7)により補強板(2)を加熱し、前記補強板(2)と引張フランジ(1)の間に温度差を生じさせた後に、ボルト・ナッ卜(5)で前記補強板(2)と前記引張フランジ(1)を締め付け、前記ヒーター(7)を取り除き引張フランジ(1)に圧縮力を導入する工法

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