特許
J-GLOBAL ID:200903017589123366

直線偏光抽出光学素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松山 圭佑 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-113675
公開番号(公開出願番号):特開2000-304919
出願日: 1999年04月21日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】 直線偏光をその振動方向によって反射/透過する光学素子において、素子の一方の側で、反射光及び透過光の両方から、振動面が互いに直交する2つの直線偏光成分の一方を取り出すことができるようにするとともに、反射/透過光量の割合を任意に調整する。【解決手段】直線偏光抽出光学素子10は、光透過性基材12上に、複屈折性を有するフィルムを3層以上に積層した複屈折性層14を形成してなり、振動面が直交する2つの直線偏光成分の一方を反射、他方を透過させるものであり、その積層数を、一方の直線偏光成分を最大反射率で反射するための必要数よりも少なくして、これを最大反射率よりも小さい反射率で反射し、残りを透過させ、且つ、他方の直線偏光成分を透過するようにした。
請求項(抜粋):
光透過性基材上に複屈折性層を設けてなり、この複屈折性層は、複屈折性材料を3層以上に積層してなる平面状多層構造とし、各層の平面内で、振動面が互いに直交する2つの直線偏光成分のうち、一方の直線偏光成分に対する厚さ方向に隣接する層間における屈折率の差と、他方の直線偏光成分に対する厚さ方向に隣接する層間における屈折率の差とが異なるようにするとともに、前記複屈折性材料の積層数を、前記一方の直線偏光成分を最大反射率で反射するための必要数よりも少なくし、該一方の直線偏光成分を最大反射率よりも小さい反射率で反射し、且つ、他方の直線偏光成分を透過するようにしたことを特徴とする直線偏光抽出光学素子。
Fターム (10件):
2H049BA02 ,  2H049BA42 ,  2H049BA43 ,  2H049BA47 ,  2H049BB02 ,  2H049BB44 ,  2H049BB50 ,  2H049BB63 ,  2H049BC03 ,  2H049BC21
引用特許:
審査官引用 (1件)

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