特許
J-GLOBAL ID:200903017598883578

ガスタービンエンジンの燃料噴射システム及びフュエルインジェクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-219153
公開番号(公開出願番号):特開平9-119323
出願日: 1996年08月01日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【目的】 ガスタービンエンジンの燃料噴射システム及びフュエルインジェクタにおいて、2次又はメイン燃料のステージングとパージの能力を設けているとともに、パージの場合には圧力差を利用し、パイロット燃料吸入圧力を基準とするパージバルブでパージを制御する。【構成】 燃焼室に連通した燃料吐出通路と、パージエアーソースに連通した燃料パージ通路と、を有するインジェクタハウジング手段と、インジェクタハウジング手段に内設したシャトルバルブであって、燃料吐出通路が燃料ソースに連通する第1燃料噴射位置と、燃料吐出通路と燃料パージ通路をシャトルバルブによって連通させて燃料吐出通路中に滞留した燃料を燃焼室にパージする第2燃料パージ位置とに移動可能なシャトルバルブとを具備し、シャトルバルブを第2燃料パージ位置に付勢するスプリング手段を設けるとともに、シャトルバルブを燃料噴射位置に移動させるべく燃料圧力をスプリング手段とは反対方向に提供する燃料供給手段を設けている。
請求項(抜粋):
燃焼室に連通して燃料を前記燃焼室に吐出する少なくとも1つのパイロットフュエルインジェクタと前記燃焼室に連通して燃料を前記燃焼室に吐出する燃料吐出通路とパージエアアーソースに連通した燃料パージ通路とを有する少なくとも1つの2次フュエルインジェクタと、全機関運転持続時期中では前記パイロットフュエルインジェクタに燃料フローを供給するとともに選択したレベルを越える燃料フローが求められる機関運転持続期間中では前記2次フュエルインジェクタに燃料フローを供給する燃料フロー制御手段と、この燃料フロー制御手段と前記2次フュエルインジェクタの前記燃料吐出通路との間に燃料フローが得られて燃料を前記燃料室に噴射する第1位置と、前記燃料フローを終了させる第2位置であって、前記2次フュエルインジェクタの前記燃料吐出通路と前記燃料パージ通路を連通させて前記燃料吐出通路から燃料を前記燃焼室にパージする第2位置と、の間を移動可能なパージバルブであって、前記パージバルブは、パイロット入口燃料圧力に常に連通しているとともに、前記2次フュエルインジェクタへの燃料フローを前記選択レベルよりも低く抑制すると前記シャトルバルブを前記第2パージ位置に位置決めするようにスプリング手段によって付勢されており、且つ、前記パージバルブは、燃料フローが前記選択レベルを越えると2次燃料入口圧力に連通し、前記シャトルバルブに作用する前記2次燃料入口圧力が前記パイロット燃料入口圧力と前記スプリング手段に打ち勝って前記シャトルバルブを前記第1噴射位置に位置決めするようになっている前記パージバルブと、を具備することを特徴とするガスタービンエンジンの燃料噴射システム。
IPC (3件):
F02C 7/232 ,  F02C 9/28 ,  F23R 3/28
FI (4件):
F02C 7/232 C ,  F02C 9/28 Z ,  F23R 3/28 A ,  F23R 3/28 B

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