特許
J-GLOBAL ID:200903017603934275

超音波脱脂装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-060465
公開番号(公開出願番号):特開平7-265820
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】超音波を効率的に作用させ且つ油脂粘度の温度特性に注目して部品に付着している油脂の脱脂能力を向上させ、また十分な水切り処理を行う。【構成】処理液に純水を用い、超音波発振子109の伝搬性を高める脱気部112,113と、被処理物102を収容したバレル101の回転・揺動機構とを有し、且つ油脂粘度を下げるために処理液をヒーター110により加温した洗浄部103及びリンス部104,105を順次に配置し、続いてヒーター110により液を加温した湯洗部106と、温風ブロアー111を有する乾燥部107,108とを備える。バレル101が昇降機構115により各部に投入され、超音波振動、脱気、加温、回転・揺動の作用により、被処理物102に対する脱脂が行われる。脱脂処理後の水切りを行うためのバレル回転・傾斜機構と圧縮エアー噴射機構を各部に設ける。
請求項(抜粋):
被処理物の表面を超音波振動を用いて脱脂する装置であって;充填した第1の純水の中に第1の超音波発振子及び第1のヒータを有し、この第1のヒータにより加温した前記第1の純水の中で前記被処理物に対する脱脂を施し且つ第1の脱気装置を有する洗浄部と;防錆剤を含んで充填した第2の純水の中に第2の超音波発振子及び第2のヒータを有し、この第2のヒータにより加温した前記第2の純水の中で前記被処理物に対する脱脂を施し且つ第2の脱気装置を有するリンス部と;充填した第3の純水の中に第3のヒータを有し、この第3のヒータにより加温した前記第3の純水の中で前記被処理物に対する湯洗いを施す湯洗部と;前記洗浄部、前記リンス部及び前記湯洗部を経た前記被処理物を乾燥させる乾燥部とを備えることを特徴とする超音波脱脂装置。
IPC (2件):
B08B 3/12 ,  C23G 3/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-110483
  • 特公平4-037754
  • 特開昭56-115680
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