特許
J-GLOBAL ID:200903017607408764

制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-343034
公開番号(公開出願番号):特開平5-173603
出願日: 1991年12月25日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】適応フィルタを備える自己学習型の制御装置において、適応フイルタの重み係数が発散して制御できないといったことを防止することを目的とする。【構成】適応フィルタ4の前段および後段に、第1および第2処理手段5,6を設け、第1処理手段4で、外部目標値rの絶対値を小さくする処理を行い、第2処理手段6で、逆の処理を行うように構成している。【効果】外部目標値の絶対値が大きくても、適応フィルタには、前記絶対値が小さくなるように処理されて与えられるので、従来例のように、重み係数が大きく変化して発散してしまい、制御不能になるといったことが防止される。
請求項(抜粋):
外部から設定される外部目標値および制御対象からの制御量がそれぞれ入力され、重み係数に応じた目標値を算出出力するとともに、前記重み係数を所要の値になるまで前記制御量に応じて修正する適応フィルタと、前記適応フィルタから出力される前記目標値と前記制御量との偏差に基づいて、制御対象に操作量を出力する制御手段とを備える自己学習型の制御装置において、前記適応フィルタの前段に、前記外部目標値および前記制御量を処理して前記適応フィルタに出力する第1処理手段を設けるとともに、前記適応フィルタの後段に、該適応フィルタから出力される目標値を処理して前記制御手段に対して出力する第2処理手段を設け、前記第1処理手段は、前記外部目標値の絶対値を小さくする処理を行うものであり、前記第2処理手段は、前記第1処理手段で処理された外部目標値の絶対値を処理前の絶対値に戻すように該第1処理手段とは逆の処理を行うものであることを特徴とする制御装置。

前のページに戻る