特許
J-GLOBAL ID:200903017609598447
耐ソフトウェア障害構成を有したデータ処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-091841
公開番号(公開出願番号):特開平10-283215
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 データ処理装置において、過度の処理負荷を回避しつつ、高信頼性の実現を図る。【解決手段】 一連のデータ処理を複数のステップの連続で実現する。各モジュールに同一機能を果たす複数のバージョンを用意し、それらの組合せにより処理を多重化して冗長構成を達成し高信頼性を実現する。バージョン160a、160bそれぞれに検査手段を設け、その検査処理300a〜hが正常な結果を示すデータをバージョン制御機構170が選択し、実行処理302a〜hのうち選択されたデータに対応するもののみを実行することとし処理負荷を軽減する。この選択されたデータに異常が検知された場合には、他の正常なデータを用いて処理を代替し、多重度を維持し高信頼性を確保する。
請求項(抜粋):
一連のデータ処理を複数ステップに分割し、前記各ステップのデータ処理を行うプログラムのバージョンをそれぞれ複数種類備え、これら各ステップからそれぞれバージョンを選択して構成される複数の異なるバージョン組合せを用いてそれぞれ前記一連のデータ処理を多重に実行する耐ソフトウェア障害構成を有したデータ処理装置であって、少なくとも一つの前記ステップに対応して設けられ当該ステップの前記データ処理の実行に先立って、当該ステップの直前ステップに属する複数の前記バージョンから出力される各中間処理データの正当性を検査する検査手段と、前記検査手段での検査結果に応じて前記中間処理データを選択し、選択された当該各中間処理データを当該ステップに属する前記各バージョンへそれぞれ入力させる処理データ選択手段と、を有することを特徴とする耐ソフトウェア障害構成を有したデータ処理装置。
IPC (2件):
G06F 11/14 310
, G06F 11/18 310
FI (2件):
G06F 11/14 310 H
, G06F 11/18 310 E
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