特許
J-GLOBAL ID:200903017616230064

エアバッグ用点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-353177
公開番号(公開出願番号):特開平11-180248
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 複数のコンデンサを設置した場合、第2以降のコンデンサの容量を小型化しうるエアバッグ用点火装置を提供する。【解決手段】 車載バッテリの電源電圧が昇圧回路1によって昇圧され、第1のバックアップ電源回路10と第2のバックアップ電源回路20のコンデンサ12,22に充電される。車両が衝突した場合、マイクロプロセッサ73はまず第1の点火スイッチ61を予め定められた時間だけONとする。これにより、コンデンサ12から第1のスクイブ51に通電され、第1のインフレータがガス噴出作動する。所定時間が経過した後、マイクロプロセッサ73は第2の点火スイッチ62をONとすると共に開閉スイッチ30を閉成する。これにより、第2のコンデンサ22の充電電荷と第1のコンデンサ12の残存電荷とによって第2のスクイブ52に通電が行われ、第2のインフレータがガス噴出作動する。
請求項(抜粋):
車載バッテリによって充電される第1及び第2のバックアップ電源回路と、スクイブ及び点火スイッチを直列に接続してなる第1及び第2の点火手段と、第1の点火手段を第1のバックアップ電源回路に接続している第1の接続手段と、第2の点火手段を第1のバックアップ電源回路と第2のバックアップ電源回路とに接続している第2の接続手段と、該第2の接続手段に設けられた開閉スイッチと、第1及び第2の点火手段が接続されている1個のセーフィングセンサと、衝突検知センサからの衝突信号に基づいて前記点火スイッチと開閉スイッチとを閉成するスイッチ閉成手段とを備えてなり、該スイッチ閉成手段は、衝突信号に基づいてまず第1の点火手段の点火スイッチを閉成し、その後、第2の点火手段の点火スイッチと第2の接続手段の開閉スイッチとを閉成することを特徴とするエアバッグ用点火装置。

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