特許
J-GLOBAL ID:200903017625164422
入槽計画作成方法およびその装置ならびに原料物流制御方法およびその装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
半田 昌男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-371139
公開番号(公開出願番号):特開2002-175106
出願日: 2000年12月06日
公開日(公表日): 2002年06月21日
要約:
【要約】【課題】 入槽計画或いは原料物流制御を高速に最適化できるようにする。【解決手段】現在の物流状態、情報を取り出す条件設定および取込み部30と、この情報を入力データ、初期値等として設定する工程S201と、この情報に基づいて補給レベルを切る貯槽を抽出し、この貯槽に対して搬送経路割付けパターン抽出する工程S203と、これにより得られた搬送経路から全割付けパターンを構築する工程S204と、全搬送経路割付けパターンに対して、現在の物流状態や物流制約をもとにして線形式及び整数制約式でなる数式モデルをそれぞれ構築する工程S205と、各数式モデルを評価関数に基づいて最適化する工程S206と、最適化結果の内で一番良い評価値を示す組合わせを抽出し、この最終結果とする工程S208とを具備する。最適な入槽順、入槽開始・終了時刻、入槽量、リクレーマ稼動開始・終了時刻等を極めて簡単に決定することが出来る。
請求項(抜粋):
1以上の原料払出し設備、2以上の原料貯槽、および、各原料払出し設備から各原料貯槽に至る原料搬送路を選択的に形成する原料搬送設備、を含む原料設備における入槽計画を作成するための入槽計画作成方法であって、原料受入計画、原料ヤード積みつけ計画、原料設備修理計画、原料ヤード現況、槽在庫現況、槽切出量現況、設備稼働・故障現況、および、操業者からの操業前提条件を表わす入力デ-タを取り込み、上記入力データに基づいて、各原料貯槽毎の在庫量と原料払出し速度から、各原料貯槽毎の槽在庫推移を計算し、計画確定時刻までに在庫量が所定の補給レベルを切る原料貯槽を抽出し、上記抽出した原料貯槽に対して選択できる搬送設備の全てを抽出し、上記抽出した搬送設備から搬送経路として選択可能な組合わせ候補を全て構築し、上記搬送経路として選択可能な組合わせ候補の全てに対して、組合わせ毎に複数の競合する入槽作業群を線形式及び整数制約式で成る数式モデルに定式化し、上記構築した数式モデルの各々に対して原料貯槽の入槽を開始するレベルまたは時刻、及び入槽を終了するレベルまたは時刻を変数として含むあらかじめ設定した線形または2次形式の評価関数として最適化問題を解くことにより、上記構築した数式モデルの各々に対して競合を解消した最適解を求め、上記最適解の内で一番評価の良いものを選択することで、競合を解消した最適な搬送設備、搬送経路、搬送開始時刻、搬送終了時刻、入槽開始時刻、入槽終了時刻、入槽量を決定することを特徴とする入槽計画作成方法。
Fターム (5件):
3C100AA12
, 3C100AA13
, 3C100BB13
, 3C100BB36
, 3C100EE10
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