特許
J-GLOBAL ID:200903017625471295
建築物の制振構造
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-236548
公開番号(公開出願番号):特開2000-054679
出願日: 1998年08月07日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【目的】建築物を構成する壁パネルに、地震または風圧等による建築物の揺れを減少および減衰させる制振機能を持たせた建築物の制振構造を提供する。【構成】振動エネルギーを吸収する粘性体を用いて建築物の振動を減衰させる制振構造において、前記粘性体を保持する保持部材が、前記建築物を構成するパネルの目地部または該パネルとその躯体との間を跨ぐように設けられているとともに、前記粘性体が前記保持部材と前記パネル表面または前記躯体の表面との間に狭持されている建築物の制振構造。
請求項(抜粋):
振動エネルギーを吸収する粘性体を用いて建築物の振動を減衰させる制振構造において、前記粘性体を保持する保持部材が、前記建築物を構成するパネルの目地部または該パネルとその躯体との間を跨ぐように設けられているとともに、前記粘性体が前記保持部材と前記パネル表面または前記躯体の表面との間に狭持されていることを特徴とする建築物の制振構造。【請求項2】前記粘性体は、前記パネルの表面または前記躯体の表面に直接接している請求項1記載の建築物の制振構造。【請求項3】前記粘性体は、隣接するパネルのいずれか一方のパネルの表面または該パネルとその躯体のいずれか一方の表面に設けられている請求項1または2記載の建築物の制振構造。【請求項4】前記目地部または前記パネルと躯体との間に、前記保持部材が複数個設けられているとともに、少なくとも一対の該保持部材が保持している前記粘性体は相対して設けられている請求項3記載の建築物の制振構造。【請求項5】前記粘性体は、アスファルトと複数種類の有機ポリマーから成る請求項1から4のいずれか1項記載の建築物の制振構造。【請求項6】前記パネルは、前記躯体の層間変形に対してロッキングして追従するように構成されている請求項1から5のいずれか1項記載の建築物の制振構造。【請求項7】前記パネルは軽量気泡コンクリートパネルから成る請求項1から6のいずれか1項記載の建築物の制振構造。【請求項8】前記保持部材は、前記パネルまたは前記躯体に係止部材または接着剤によって固定されているプレートである請求項1から7のいずれか1項記載の建築物の制振構造。【請求項9】前記保持部材は対面するプレートから成るとともに前記粘性体が該プレート間に狭持されている請求項1、3、4、5、6、7または8記載の建築物の制振構造。【請求項10】前記保持部材は、パネル取付け下地鋼材またはそのパネル取付け下地鋼材に固定されたパネル取付け金具、または躯体に固定された躯体付設部材である請求項1から8のいずれか1項記載の建築物の制振構造。
IPC (4件):
E04H 9/02 321
, E04B 1/36
, E04B 2/56
, E04B 2/88
FI (4件):
E04H 9/02 321 B
, E04B 1/36 F
, E04B 2/56
, E04B 2/88
Fターム (35件):
2E002EA01
, 2E002EA02
, 2E002EB13
, 2E002FA02
, 2E002FB02
, 2E002GA00
, 2E002GA01
, 2E002GA06
, 2E002GA14
, 2E002GA16
, 2E002HA03
, 2E002HB00
, 2E002HB14
, 2E002HB16
, 2E002JC02
, 2E002JC03
, 2E002JD00
, 2E002JD02
, 2E002JD03
, 2E002JD14
, 2E002JD16
, 2E002MA12
, 2E002MA13
, 2E002NA01
, 2E002NB06
, 2E002PA04
, 2E002PA08
, 2E002RA00
, 2E002RB01
, 2E002RB03
, 2E002RB06
, 2E002TA02
, 2E002WA01
, 2E002XA03
, 2E002XA16
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