特許
J-GLOBAL ID:200903017632410587

電圧制御発振回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 耕二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-090350
公開番号(公開出願番号):特開平10-041790
出願日: 1991年03月25日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 電圧制御発振回路の発振周波数帯域を容易に変更できるようにする。【解決手段】 奇数段接続されるインバータ1の接地側及び電源側にNチャンネル型及びPチャンネル型MOSトランジスタ2、3がそれぞれ接続される。抵抗素子21及びMOSトランジスタ22、23により分圧される電源電圧を第1の制御電圧VC1として発振回路10のMOSトランジスタ2に供給する。第1の制御電圧VC1をインバータ構成のMOSトランジスタ24、26を介して取り出し、この出力側にゲートがドレインに接続されたMOSトランジスタ25を介して電力を供給する。この供給点から第2の制御電圧VC2を取り出して発振回路10のMOSトランジスタ3に供給する。抵抗素子21の抵抗値を変更することにより、発振回路10の発振周波数帯域を変更できるようにする。
請求項(抜粋):
奇数段のCMOSインバータが直列に接続され、最終段のインバータの出力が初段のインバータの入力に帰還されると共に、上記インバータの電源側及び接地側にMOSトランジスタがそれぞれ直列に接続される発信回路と、上記各論理ゲートの電源側及び接地側に直列に接続される上記MOSトランジスタの一方のゲートに第1の制御電圧を与え、他方のゲートに第2の制御電圧を与えて、発信周波数を制御すると同時に、温度変化による発信周波数の変動を補償する制御回路と、を備え、上記制御回路は、ゲートがドレインに接続される第一のMOSトランジスタとゲートに発信周波数制御用の可変電圧が印可される第2のMOSトランジスタと抵抗値の変化に応じて上記発信回路の発信周波数の帯域を変更する抵抗とが電源接地間に直列に接続され、上記第1及び第2のMOSトランジスタの接続点から上記発信回路に対して第1の制御電圧を供給し、その接続点に電源接地間に直列に接続されるPチャンネル型及びNチャンネル型を有する第2及び第3のMOSトランジスタのゲートがそれぞれ接続され、上記第2及び第3のMOSトランジスタの接続点に第4のMOSトランジスタのゲート及びドレインが接続されると共に、第4のMOSトランジスタのドレイン側から上記第2の制御電圧を供給することを特徴とする電圧制御発振回路。
IPC (2件):
H03K 3/354 ,  H03L 7/099
FI (2件):
H03K 3/354 B ,  H03L 7/08 F

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