特許

J-GLOBAL ID：200903017640020321

cDNAの増幅方法

発明者： 高木 茂
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 中本 宏 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-112346
公開番号（公開出願番号）：特開平6-303974
出願日： 1993年04月16日
公開日（公表日）： 1994年11月01日
要約：

【要約】【目的】 少ない細胞からcDNAを種類毎に長さをそろえて増幅する方法を提供する。【構成】 mRNAの集合を逆転写し、二本鎖cDNAの集合を作成する工程、制限酵素消化する工程、RNAポリメラーゼの認識配列を含む二本鎖DNAプライマーを接続する工程、耐熱性DNAポリメラーゼを用い増幅する工程、前記RNAポリメラーゼを作用させてRNAの集合を作成する工程の各工程を含むcDNAの増幅方法。前記最終工程の後に、該工程で得られたRNAの集合を逆転写し、cDNAの集合を作成する工程、該集合毎に耐熱性DNAポリメラーゼを用い増幅する工程を付加するcDNAの増幅方法。

請求項（抜粋）：

mRNAの集合を逆転写し、二本鎖cDNAの集合を作成する第1工程と、得た二本鎖cDNAの集合を制限酵素消化する第2工程と、消化された二本鎖cDNAの集合にRNAポリメラーゼの認識配列を含みかつ3′末端が前記制限酵素切断面に接続する配列構造を有する二本鎖DNAプライマーを接続する第3工程と、二本鎖DNAプライマーが接続したcDNAの集合を耐熱性DNAポリメラーゼを用いて、酵素反応的に増幅する第4工程と、増幅された二本鎖DNAプライマー付きcDNAの集合に前記RNAポリメラーゼを作用させてRNAの集合を作成する第5工程の各工程を少なくとも含むことを特徴とするcDNAの増幅方法。