特許
J-GLOBAL ID:200903017642530335
空気入りタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-161671
公開番号(公開出願番号):特開2009-001071
出願日: 2007年06月19日
公開日(公表日): 2009年01月08日
要約:
【課題】耐転覆性を確保しつつハイプレ性能の向上を図ることのできる空気入りタイヤを提供すること。【解決手段】トレッド面6を3種類の円弧により形成する。さらに、タイヤ内側輪郭範囲をL1inとし、タイヤ外側輪郭範囲をL1outとし、タイヤ内側展開幅をTDWinとし、タイヤ外側展開幅をTDWoutとし、タイヤ外側中央部円弧32の曲率半径をTR1outとし、タイヤ外側ショルダー側円弧36の曲率半径をTR2outとし、タイヤ外径をODとし、偏平率をβとし、総幅をSWとした場合に、所定の式によって求められるF1inが0.3≦F1in≦0.39の範囲内になり、F1outが0.64≦F1out≦0.7の範囲内になり、F2outが1.2≦F2out≦2.0の範囲内になり、F3outが0.1≦F3out≦0.2の範囲内になり、F4outが0.35≦F4out≦0.48の範囲内になるようにトレッド面6を形成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
タイヤ幅方向の両端にサイドウォール部を有し、前記サイドウォール部のタイヤ径方向外方にはトレッド部が設けられていると共に、前記トレッド部は子午面断面で見た場合の前記トレッド部の表面であるトレッド面が複数の異なる曲率半径の円弧で形成された空気入りタイヤであって、
正規リムにリム組みし、且つ、正規内圧の5%を内圧充填した状態において、前記トレッド面は、タイヤ幅方向の中央に位置する中央部円弧と、前記中央部円弧の少なくともタイヤ幅方向車両外側に位置するショルダー側円弧と、前記トレッド面の少なくともタイヤ幅方向車両外側の端部に位置するショルダー部を形成するショルダー部円弧と、により形成されており、
赤道面から前記中央部円弧のタイヤ幅方向における端部までの幅である輪郭範囲のうち前記赤道面よりもタイヤ幅方向車両内側に位置する前記輪郭範囲であるタイヤ内側輪郭範囲L1inと、タイヤ幅方向における前記トレッド面の幅であるトレッド展開幅のうち前記赤道面よりもタイヤ幅方向車両内側に位置する前記トレッド展開幅であるタイヤ内側展開幅TDWinとの関係式である下記の式(1)で求められたF1inが0.3≦F1in≦0.39の範囲内になり、
前記輪郭範囲のうち前記赤道面よりもタイヤ幅方向車両外側に位置する前記輪郭範囲であるタイヤ外側輪郭範囲L1outと、前記トレッド展開幅のうち前記赤道面よりもタイヤ幅方向車両外側に位置する前記トレッド展開幅であるタイヤ外側展開幅TDWoutとの関係式である下記の式(2)で求められたF1outが0.64≦F1out≦0.7の範囲内になり、
前記中央部円弧のうち赤道面よりもタイヤ幅方向車両外側に位置する前記中央部円弧であるタイヤ外側中央部円弧の曲率半径TR1outと、前記トレッド面のうちタイヤ径方向における径が最も大きい部分の直径であるタイヤ外径ODとの比を求める式である下記の式(3)で求められたF2outが1.2≦F2out≦2.0の範囲内になり、
前記タイヤ外側中央部円弧の曲率半径TR1outと、前記ショルダー側円弧のうち前記赤道面よりもタイヤ幅方向車両外側に位置する前記ショルダー側円弧であるタイヤ外側ショルダー側円弧の曲率半径TR2outとの比を求める式である下記の式(4)で求められたF3outが0.1≦F3out≦0.2の範囲内になり、
さらに、偏平率βと、前記タイヤ外側展開幅TDWoutと、タイヤ幅方向の両端に位置して対向する前記サイドウォール部のうちタイヤ幅方向の最も外方に位置する部分同士のタイヤ幅方向における幅である総幅SWとの関係式である下記の式(5)で求められたF4outが0.35≦F4out≦0.48の範囲内になることを特徴とする空気入りタイヤ。
F1in=L1in/TDWin・・・(1)
F1out=L1out/TDWout・・・(2)
F2out=TR1out/OD・・・(3)
F3out=TR2out/TR1out・・・(4)
F4out=(β×TDWout×2)/(100×SW)・・・(5)
IPC (4件):
B60C 11/00
, B60C 5/00
, B60C 11/01
, B60C 11/03
FI (4件):
B60C11/00 F
, B60C5/00 H
, B60C11/01 B
, B60C11/03 Z
引用特許:
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