特許
J-GLOBAL ID:200903017643022589

直交変調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-043337
公開番号(公開出願番号):特開平11-243430
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】非線形特性の経時変化に対応して非線形歪を補償でき、これにより送信信号から非線形歪を良好に除去できる直交変調器を提供する。【解決手段】QAM変調器6は、非線形部10を通過した後の変調信号y(t)を復調する復調部14を備えている。復調部14から出力される復調信号yi(t) 、yq(t) は、モデリング回路16に与えられる。モデリング回路16にはまた、プリディストーション回路12a 、12b からプリディストーション信号Pi(t) 、Pq(t) が与えられる。モデリング回路16は、信号Pi(t) 、Pq(t) 、yi(t) 、yq(t) に基づいて、非線形部10の包絡線モデルをモデリングし、そのモデリング結果をプリディストーション回路12a 、12b におけるプリディストーションに反映させる。つまり、時々刻々変化する包絡線モデルを動的に求め、この求められた包絡線モデルに基づいて信号を歪ませるから、送信信号から非線形歪を除去できる。
請求項(抜粋):
非線形部の非線形歪を補償するために送信すべき信号を歪ませるプリディストーション手段と、このプリディストーション手段の出力信号に対して直交変調処理を施すことにより変調信号を作成し、この作成された変調信号を前記非線形部に送出する変調手段と、前記非線形部を通過した後の変調信号を取り込み、この取り込まれた変調信号に対して前記直交変調処理とは逆の処理である直交復調処理を施すことにより元の信号を復元する復調手段と、前記プリディストーション手段の出力信号、および、前記復調手段により復元された信号に基づいて、前記非線形部の非線形特性を求めるためのモデリング手段とを備えることを特徴とする直交変調器。
IPC (2件):
H04L 27/20 ,  H03F 1/32
FI (2件):
H04L 27/20 Z ,  H03F 1/32

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