特許
J-GLOBAL ID:200903017656940269

プレキャスト製函体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-272309
公開番号(公開出願番号):特開平10-115018
出願日: 1996年10月15日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 一次弾性止水材の圧縮率が20%〜80%となっても、長期間にわたって十分な水密性を保つことができるプレキャスト製函体構造を得る。【解決手段】 一次弾性止水材9はPC函の相互に対向する端面6、8の間に配置されている。これらの一対のPC函は締結され、この一次弾性止水材を圧縮して水密な止水部18を形成する。この一次弾性止水材9は、PC函と接触する一方の面8で、一次弾性止水材の移動を防止する架橋粘弾性体からなる高硬度層12を有する。また、この一次弾性止水材は、PC函と接触する他方の面6に、PC函の接触面の移動に追従する架橋粘弾性体からなる低硬度層10を有する。この一次弾性止水材は、これらの層を含む複数の架橋粘弾性体層を一体成形することにより形成されている。この一次弾性止水材は、高硬度層と他の架橋粘弾性体層との境界面11が、PC函の接触面8に対して平行になるように配置されている。
請求項(抜粋):
一対のプレキャストコンクリート製函体と一次弾性止水材とからなり、前記一次弾性止水材が前記函体の相互に対向する端面の間に配置されており、前記一次弾性止水材を圧縮して水密な止水部を前記函体の端面の間に形成するために前記函体が締結されているプレキャスト製函体構造であって、前記一次弾性止水材が、前記函体と接触する一方の面で前記一次弾性止水材の移動を防止する架橋粘弾性体からなる高硬度層と、前記函体と接触する他方の面で前記函体の接触面の移動に追従する架橋粘弾性体からなる低硬度層とを含んでおり、これらの層を含む複数の架橋粘弾性体層が一体成形されており、前記高硬度層と他の架橋粘弾性体層との境界面が前記函体の接触面に対して平行になるように形成されていることを特徴とする、プレキャスト製函体構造。
IPC (3件):
E04B 1/684 ,  E03F 3/04 ,  E04B 1/61
FI (3件):
E04B 1/68 A ,  E03F 3/04 Z ,  E04B 1/60 503 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-308081
  • 特開平4-041836

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