特許
J-GLOBAL ID:200903017660888930

UASB方式嫌気性処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-339528
公開番号(公開出願番号):特開平10-174996
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 UASB方式嫌気性処理装置において、グラニュール汚泥の浮上、流出を防止して、安定した高負荷処理を行う。【解決手段】 原水又はUASB反応槽に粉末活性炭を添加する手段を設ける。【効果】 添加された粉末活性炭は有機物を吸着した状態で汚泥内に取り込まれ、汚泥内部で有機物を放出することで、汚泥内部の菌体の基質供給源となり、汚泥内部の菌体の死滅、自己分解を防止する。これにより、菌体の死滅、自己分解による汚泥内部の空洞の生成を防止して、汚泥の浮上、流出を防止する。UASB反応槽内の汚泥保持量を高く維持することにより、高負荷処理を安定して行うと共に、処理水中への汚泥の流入を防止して、高水質処理水を得ることが可能となる。
請求項(抜粋):
槽内にグラニュール汚泥のスラッジブランケットが形成された反応槽に有機性排水を導入して嫌気性処理するUASB方式嫌気性処理装置において、該反応槽に導入される有機性排水又は反応槽に粉末活性炭を添加する手段を備えたことを特徴とするUASB方式嫌気性処理装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る