特許
J-GLOBAL ID:200903017661813275

取引成立決定方法および取引成立決定装置、取引成立決定プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-049897
公開番号(公開出願番号):特開2003-248767
出願日: 2002年02月26日
公開日(公表日): 2003年09月05日
要約:
【要約】【課題】取引において損失が発生する場合、事前に主催者が決定する損失額の範囲内に抑え、各入札者は正しい評価値を入札することによって自己の利益が最大化されることを保証する取引成立決定方法を提供する。【解決手段】財を双方向電子式入札により取引する際に、財に関して、主催者は許容可能な最大損失額と、取引数に応じた、購入者に対する最低価格列、すなわち購入価格(その価格未満では販売しない下限)と販売者に対する最高価格列、すなわち販売価格(その価格以上では販売しない上限の価格)を決定し、この3つの閾値評価値(価格)を用いて、取引の数及び取引評価値(入札価格)の制御を行う。
請求項(抜粋):
双方向電子入札の主催者用装置における取引成立決定方法において、(1)記憶部から購入者の評価値(入札値)を読み出し、その読み出された購入者の評価値(入札値)を大きい順に配列して購入者評価値配列 (b<SB>(1)</SB>≧b<SB>(2)</SB>≧・・・≧b<SB>(i)</SB>≧b<SB>(i+1)</SB>≧・・・)を求めるステップと、(2)記憶部から販売者の評価値を読み出し、その読み出された販売者の評価値を小さい順に配列して販売者評価値配列(s<SB>(1)</SB>≦s<SB>(2)</SB>≦・・・≦s<SB>(j)</SB>≦s<SB>(j+</SB><SB>1)</SB>≦・・・ )を求めるステップと、(3)購入者評価値配列と、販売者評価値配列と、予め保持されている主催者の許容可能な最大損失評価値S、取引数がk個のとき、購入可能な最低価格列p<SB>b</SB>(k)、取引数がk個のとき、購入可能な最低価格列p<SB>s</SB>(k)をもとに、iを購入者の最大数、jを販売者の最大数とした場合、b<SB>(i)</SB>≧p<SB>b</SB>(i)、かつb<SB>(i</SB><SB>+1)</SB><p<SB>b</SB>(i+1)を満たすiを選び、さらに、jに関して、s<SB>(j)</SB>≦p<SB>s</SB>(j)、かつs<SB>(j+1)</SB>>p<SB>s</SB>(j+1)を満たすjを選ぶステップと、(4)i≧j の場合には(1)から(j)までの購入者/販売者が取引を行うことを決定し、購入者の支払額と販売者の受取額を各購入者の需要が1ユニットの場合、購入者はmax(b<SB>(j+1)</SB>,p<SB>b</SB>(j))を支払額とし、各購入者の需要が複数ユニットの場合、tユニットを得た購入者xは、【数1】を支払額とし、各販売者の供給が1ユニットの場合、販売者はmin(s<SB>(j+1)</SB>,p<SB>s</SB>(j))を受取額とし、各販売者の供給が複数ユニットの場合、tユニットを売った販売者yは、【数2】を受取額とするステップと、(5)i<jの場合には、(1)から(i)までの購入者/販売者が取引を行うことを決定し、購入者の支払額と販売者の受取額を各購入者の需要が1ユニットの場合、購入者はmax(b<SB>(i+1)</SB>,p<SB>b</SB>(i))を支払額とし、各購入者の需要が複数ユニットの場合、tユニットを得た購入者xは【数3】を支払額とし、各販売者の供給が1ユニットの場合、販売者はmin(s<SB>(i+1)</SB>,p<SB>s</SB>(i))を受取額とし、各販売者の供給が複数ユニットの場合、tユニットを売った販売者yは、【数4】を受取額とするステップと、を有することを特徴とする取引成立決定方法。
IPC (6件):
G06F 17/60 316 ,  G06F 17/60 204 ,  G06F 17/60 234 ,  G06F 17/60 318 ,  G06F 17/60 516 ,  G06F 17/60 ZEC
FI (6件):
G06F 17/60 316 ,  G06F 17/60 204 ,  G06F 17/60 234 C ,  G06F 17/60 318 Z ,  G06F 17/60 516 ,  G06F 17/60 ZEC

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