特許
J-GLOBAL ID:200903017667981196

レドックスフロー電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-288340
公開番号(公開出願番号):特開2001-167787
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】【課題】 従来のレドックスフロー電池は、充放電とともに隔膜を通して正極及び負極の電解液の量の増減が起こり、その結果充放電サクルの繰り返しとともに電気容量が著しく低下するという問題があった。【解決手段】 本発明は、電池セル、正極液貯槽及び負極液貯槽からなり、この電池セルが隔膜によって分離されかつ液透過性の多孔性電極が配設された液循環式電池に於いて、正極液と負極液がバナジウムイオンが0.5mol/L〜8mol/Lの濃度の硫酸水溶液であり、充放電サイクルの繰り返しとともに隔膜を通して移動した電解液を、液量が増加した貯槽から液量が減少した貯槽に、配管を通して戻すことで正極液と負極液の液量の変化を一定の範囲に保持しながら充放電を行うことを特徴とするレドックスフロー型二次電池である。二つの貯槽に液位差を設け、増加した電解液をオーバーフローにより還流させる方式が好ましい。大きな電池性能の低下を伴わずに長時間連続して充放電が可能である。
請求項(抜粋):
電池セル、正極液貯槽及び負極液貯槽からなり、電池セルが隔膜によって分離されかつ液透過性の多孔性電極が配設された正極室及び負極室からなり、この正極室及び負極室にそれぞれ正極液貯槽及び負極液貯槽から正極液と負極液を通液し、循環して酸化還元反応を行い充放電する液循環式電池に於いて、正極液と負極液がバナジウムイオンが0.5mol/L〜8mol/Lの濃度の硫酸水溶液であり、充放電サイクルの繰り返しとともに隔膜を通して移動した電解液を、液量が増加した貯槽から液量が減少した貯槽に、配管を通して戻すことで正極液と負極液の液量の変化を一定の範囲に保持しながら充放電を行うことを特徴とするレドックスフロー型二次電池。
IPC (2件):
H01M 8/18 ,  H01M 8/04
FI (2件):
H01M 8/18 ,  H01M 8/04 L
Fターム (5件):
5H026AA10 ,  5H026HH03 ,  5H026HH05 ,  5H027AA10 ,  5H027BE01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 電解液流通型電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-014815   出願人:住友電気工業株式会社, 関西電力株式会社
  • レドックス電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-046196   出願人:鹿島北共同発電株式会社

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