特許
J-GLOBAL ID:200903017669185010

使い捨て内視鏡シース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲葉 良幸 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501876
公開番号(公開出願番号):特表平8-500045
出願日: 1994年06月02日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】使い捨て内視鏡シース(10)は、スリーブ部材(12)よりも長い様々な異なった長さの内視鏡(34)を収容できる簡便なスリーブ部材(12)を含む。スリーブ部材(12)は、内視鏡収容スペース(130)と連通状態にない灌注路(140、142)を含んでもよい。発明の他の実施例において、灌注流体はスリーブ部材(12)の内視鏡収容スペース(28)を通過する。本発明のすべての実施例において、スリーブ部材(12)から放出される灌注流体は、手術に起因する汚物を内視鏡(34)の視野端(94)から洗い落すことができる。スリーブ部材(12)は通常簡便であり、灌注機能を使用していないときにシース(10)からの灌注流体の排出を停止するための連続的な吸い出しを要しない。シース(10)の視野端(88)からの洗浄溶液の残留分を除去するためには、簡潔な逆吸引を使用することができる。
請求項(抜粋):
1 a) 内視鏡からの視野が得られる視野端を備えた内視鏡シャフトを収容する寸法を有する内視鏡収容スペースを形成する伸長壁を有するスリーブを備え、 b) 前記スリーブは、エンドカバーを有するとともに、内視鏡シャフトが内視鏡収容スペース内にあるときにエンドカバーが内視鏡シャフトの視野端と係合することを可能にする所定の長さを有し、前記スリーブのエンドカバーは、エンドカバーを通して内視鏡シャフトの視野端からの明瞭な視野を提供する光学的に透明な部分を有し、前記光学的に透明な部分は外面を有し、 c) 前記スリーブは、自立しており、膨張不能であり、拡張不能であり、かつ内視鏡シャフトが内視鏡収容スペース内にあるときに内視鏡収容スペース内の伸長壁と内視鏡シャフトとの間に灌注スペースを含み、灌注溶液の流れが停止したときに灌注スペースを通過する濯中溶液が制御不能な形で灌注排出口から滴下しないことを確実にするよう前記スリーブの寸法が決定されており、 d) スリーブのエンドカバーは、灌注スペースと連通状態にある少なくとも一つの灌注排出口を有し、よって灌注スペースに向けられた灌注溶液が灌注排出口からエンドカバーの外面に流れ、よって手術に起因する汚物をエンドカバーの外面と内視鏡シャフトの視野端から洗い落し、内視鏡シャフトの視野端からの明瞭な視野を提供する、 内視鏡用の使い捨てシース。2 スリーブが通常断面円形である請求項1記載の使い捨てシース。3 スリーブが断面円形でない請求項1記載の使い捨てシース。4 前記エンドカバーが複数の濯注排出口を有する請求項1記載の使い捨てシース。5 前記濯注排出口は、等間隔に離間し、かつ環状に配設されている請求項4記載の使い捨てシース。6 前記エンドカバーがディスク型である請求項1記載の使い捨てシース。7 前記エンドカバーがカップ型である請求項1記載の使い捨てシース。8 前記スリーブが内面を有し、かつ前記カップ型のエンドカバーがスリーブの内面に固定された環状壁を有する請求項7記載の使い捨てシース。9 前記スリーブが外面を有し、かつ前記カップ型のエンドカバーがスリーブの外面に固定された環状壁を有する請求項7記載の使い捨てシース。10 前記スリーブは、内視鏡シャフトとスリーブの伸長壁の間に、約0.001ないし0.003インチの灌注間隙を設ける寸法に形成されている請求項1記載の使い捨てシース。11 a)内視鏡からの視野が得られる視野端を備えた内視鏡シャフトを収容する寸法で形成された内視鏡収容スペースを確定する伸長壁を有するスリーブを備え、 b)前記スリーブは、内視鏡収容スペースを包囲するエンドカバーを有するとともに、内視鏡シャフトが内視鏡収容スペース内にあるときにエンドカバーが内視鏡シャフトの視野端と係合することを可能とする所定の長さを有し、前記スリーブのエンドカバーが、エンドカバーを通して内視鏡シャフトの視野瑞からの明瞭な視野を提供する光学的に透明な部分を有し、前記光学的に透明な部分が外面を有し、 c)前記伸長壁は、内視鏡収容スペースと連通状態にない少なくとも一つの灌注路を備えて形成され、前記灌注路は、約0.002ないし0.006インチの灌注間隙を設ける寸法に形成され、かつ引き込み部分と光学的に透明な部分に近接する灌注排出口を有し、よって灌注溶液の流れが停止したときに灌注路を通る灌注溶液が制御不能な形で漕注排出口から滴下せず、かつ灌注路の引き込み部分に向けられた涌注溶液が灌注排出口から出て光学的に透明な部分の外面に向けて流れ、よって手術に起因する汚物を光学的に透明な部分と内視鏡シャフトの視野端から洗い落す流し、内視鏡シャフトの視野端からの明瞭な視野を提供することができる、 内視鏡のための使い捨てシース。12 前記エンドカバーがディスク型である請求項11記載の使い捨てシース。13 前記エンドカバーが少なくとも一つの灌注排出口を有する請求項12記載の使い捨てシース。14 前記エンドカバーが複数の灌注排出口を有する請求項13記載の使い捨てシース。 15 前記灌注排出口は、等間隔に離間しかつ環状に配設されている請求項14記載の使い捨てシース。16 前記エンドカバーがカップ型である請求項11記載の使い捨てシース。17 前記エンドカバーが少なくとも一つの灌注排出口を有する請求項16記載の使い捨てシース。18 前記エンドカバーが複数の灌注排出口を有する請求項17記載の使い捨てシース。19 前記灌注排出口は、等間隔で離間しかつ環状に配設されている請求項17記載の使い捨てシース。20 スリーブが通常断面円形である請求項11記載の使い捨てシース。
IPC (2件):
A61B 1/00 300 ,  A61B 1/12

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