特許
J-GLOBAL ID:200903017670201886

画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-069489
公開番号(公開出願番号):特開平10-268605
出願日: 1997年03月24日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 限られた検出データに基づき像担持体上の帯電電位とトナー付着量との相関関係を精度よく検出して、画質のよい画像が得られるようにする。【解決手段】 段階的にトナー付着量が異なる各トナーパターン間について傾き算出手段により順次算出された傾き量Q1 〜Qm を用いて統計量算出手段でそれらの統計量を算出し(S11〜S13)、その統計量に基づく所定の閾値S1,S2を用いて近似直線算出に用いる(Vpk,Vsk)の組を選択することで、種々のノイズによる真でないデータ成分を除去した後、真でないデータ成分が除去されたk組分の(Vpk,Vsk)を用いて近似直線算出手段で近似直線式を算出する(S17)ので、限られたデータ成分を用いながら、精度のよい近似直線式が得られる。このような精度のよい近似直線式に基づき条件決定手段により作像条件を決定する(S18)ので、画質のよい出力画像が得られる。
請求項(抜粋):
回転駆動される像担持体と、この像担持体表面を一様に帯電する帯電装置と、帯電後の前記像担持体を露光して静電潜像を形成する露光装置と、前記像担持体上に形成された静電潜像をトナーにより現像する現像スリーブを有する現像装置と、前記現像スリーブに現像バイアス電圧を印加する現像バイアス印加手段と、前記像担持体の表面電位を検出する電位検出手段と、前記現像装置により現像された前記像担持体上のトナー像のトナー付着量を検出するトナー量検出手段と、前記電位検出手段により検出される表面電位と前記現像バイアス印加手段により印加される現像バイアス電圧との差に基づき現像ポテンシャルを算出する現像ポテンシャル算出手段と、前記露光手段による露光量を制御してトナー付着量の異なるn個(nは正の整数)のトナーパターンを作成させるパターン像作成手段と、このパターン像作成手段に基づき作成される各トナーパターンに関して前記現像ポテンシャル算出手段により算出された各々の現像ポテンシャルをその値の小さい順にVs1,Vs2,...,Vsnとし、前記トナー量検出手段により検出された各々のトナー付着量をその値の小さい順にVp1,Vp2,...,Vpnとしたときに、Qm =(Vsn-Vs(n-1))/(Vsp-Vs(p-1)),Qm-1 =(Vs(n-1)-Vs(n-2))/(Vs(p-1)-Vs(p-2)),...,Q1 =(Vs2-Vs1)/(Vp2-Vp1)(但し、mはn-1なる整数)なる演算を行う傾き算出手段と、これらのVs1〜Vsn,Vp1〜Vpn,Q1 〜Qm なる各データを保持するデータ保持手段と、Q1 〜Qm なるデータに基づき統計量を算出する統計量算出手段と、複数の(Vpk,Vsk)(但し、kは1〜n)の組に基づき近似直線式を算出する近似直線算出手段と、前記統計量算出手段により算出された統計量に基づき前記近似直線算出手段で用いる複数の(Vpk,Vsk)の組のkの値を選択する選択手段とを有して、前記データ保持手段に保持されたデータを用いた演算処理を行う演算手段と、この演算手段の演算結果に基づき作像条件を決定する条件決定手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
IPC (3件):
G03G 15/01 113 ,  G03G 15/00 303 ,  G03G 15/08 112
FI (3件):
G03G 15/01 113 A ,  G03G 15/00 303 ,  G03G 15/08 112

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