特許
J-GLOBAL ID:200903017677117554

金属空気電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-250323
公開番号(公開出願番号):特開平7-105990
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】電池不使用時における電解液の残留を防止し、電解液の残留に起因する金属電極の腐食の問題を回避するのに有利な金属空気電池を提供する。【構成】セル積層体25において、電解液を収容する液室3に電極挿入口5から挿入されたアルミニウム電極20は、背押しバネ17で空気極11に向けて付勢される。液室3の底壁を形成する電極スライド部4には多数の排液溝21が形成されている。よって液室3のうち、アルミニウム電極20の背面20i側の室空間部分3hに進入した電解液であっても、電池の不使用時には電極スライド部4の排液溝21を介して排出でき、電解液の残留が阻止される。室空間部分3h内の反応生成物も排液溝21を介して排出される。
請求項(抜粋):
電解液を収容する液室と、該液室に対面する空気極と、該液室のうち該空気極側の室空間部分に連通し該液室の電解液を外部に吐出する液吐出口とを備えた基体と、該液室の底壁の少なくとも一部を形成して該基体に設けられ、該空気極に対向する対向面及び該空気極に背向する背向面を備えた金属電極の下端を載置して支持する電極スライド部と、該電極スライド部に載置された該金属電極の背向面と該液室の内側面との間に介在し、該金属電極の背向面を該空気極に向けて付勢し、付勢に伴い該金属電極を該電極スライド部にそってスライドさせる付勢部材とで構成され、該電極スライド部は、該電極スライド部に載置された該金属電極の下端よりも下方に位置する溝底面を備え、該液室のうち該付勢部材側の室空間部分の電解液を該液吐出口に向けて排出する排液溝を具備することを特徴とする金属空気電池。
IPC (2件):
H01M 12/06 ,  H01M 2/36 107

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