特許
J-GLOBAL ID:200903017677756212
芳香族ポリエステルの製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-027824
公開番号(公開出願番号):特開平7-133345
出願日: 1994年02月25日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 色相に優れた芳香族ポリエステルを、溶融重合法により、昇華物が殆ど生じることなく製造する方法を提供する。【構成】 特定のジカルボン酸成分(a)とジオール成分(b)とを、ジアリールカーボネート(c)の存在下で加熱溶融反応せしめ芳香族ポリエステル、あるいはポリエステルカーボネートを製造するに際し、特定のピリジン系化合物の存在下で行うことにより目的のポリマーを得る。
請求項(抜粋):
下記式(I)【化1】HOOC-A1 -COOH ...(I)(上記式(I)のA1 は、置換されてもよい芳香族である。)で示されるジカルボン酸成分(a)と下記式(II)【化2】HO-A2 -X-A3 -OH ...(II)(式(II)中のA2 ,A3 は各々置換されてもよいフェニレン基である。Xは、【化3】を表わす。R1 ,R2 ,R3 およびR4 は、各々独立に水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数5または6のシクロアルキル基、炭素数6〜12のアリール基および炭素数6〜12のアラルキル基から選ばれる。qは、4〜10の整数を示す。)で示されるジオール成分(b)とを、ジアリールカーボネート(c)の存在下で加熱溶融反応せしめ芳香族ポリエステルを製造するに際し、下記式(III)【化4】(R5 ,R6 は、各々独立に水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜12のアリール基および炭素数6〜12のアラルキル基から選ばれる。また、R5 とR6 との間に結合があってもかまわない。R7 は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数5また6のシクロアルキル基、炭素数6〜12のアリール基および炭素数6〜12のアラルキル基から選ばれる。nは1〜4の整数を示す。)の存在下で反応を行うことを特徴とする、0.3以上の固有粘度(フェノール/1,1,2,2-テトラクロロエタン混合溶媒(重量比60/40)中、35°C)を有する芳香族ポリエステルの製造方法。
IPC (2件):
C08G 63/82 NMT
, C08G 63/193 NNP
引用特許:
前のページに戻る