特許
J-GLOBAL ID:200903017696899873

車両の蒸発燃料制御システムの診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-360643
公開番号(公開出願番号):特開平5-180096
出願日: 1991年12月28日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 車両の蒸発燃料制御システムのリーク部位を判定し、これにより蒸発燃料の放出を防止し、更に構成が簡単で低コストのシステムの診断装置を得る。【構成】 蒸発燃料制御システム26において、キャニスタ30の新気路34を開閉する新気路開閉弁44を、通気路28の燃料タンク18側とキャニスタ側とを連通する第1、第2分岐路46,48に第1分岐路開閉弁50、導圧路52を、更に圧力センサ54、導圧路切換弁56、パージ制御弁38を設ける。導圧路を第2分岐路側に連通した第1状態と導圧路を通気路及び第1分岐路側に連通した第2状態とになるよう該当各弁を夫々動作させ、各状態において夫々圧力センサの検出する圧力値により蒸発燃料制御システムのリーク部位を判定し診断する診断部58を設けた。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃料を貯留する燃料タンクと前記内燃機関の吸気通路とを連通する通気路を設けるとともにこの通気路にキャニスタを設け、このキャニスタには新気を導入する新気路を連通して設け、前記キャニスタと前記燃料タンクとの間の通気路に二方向弁を設けるとともに前記キャニスタと前記吸気通路との間の通気路にパージ制御弁を設け、前記キャニスタに吸着保持された蒸発燃料を前記新気路から導入する新気により離脱放出させて前記内燃機関の運転状態に応じ前記吸気通路に供給すべく前記パージ制御弁を制御する制御部を設けた車両の蒸発燃料制御システムにおいて、前記新気路を開閉する新気路開閉弁を設け、前記二方向弁を迂回して前記通気路の燃料タンク側とキャニスタ側とを連通する第1分岐路及び第2分岐路を設け、前記第1分岐路を開閉する第1分岐路開閉弁を設け、前記第2分岐路に一端側を連通する導圧路を設けるとともにこの導圧路の他端側を圧力センサに連通して設け、前記導圧路を前記第2分岐路側と前記通気路及び第1分岐路側とに切換連通する導圧路切換弁を設け、前記通気路及び新気路を閉鎖して第1分岐路を開放し且つ導圧路を第2分岐路側に連通した第1状態と前記通気路及び新気路並びに第1分岐路を閉鎖して導圧路を通気路及び第1分岐路側に連通した第2状態とになるよう前記パージ制御弁及び新気路開閉弁並びに第1分岐路開閉弁及び導圧路切換弁を夫々動作させるとともに前記第1状態と第2状態とにおいて夫々前記圧力センサの検出する圧力値により前記蒸発燃料制御システムのリーク部位を判定すべく診断する診断部を設けたことを特徴とする車両の蒸発燃料制御システムの診断装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08

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