特許
J-GLOBAL ID:200903017698593151

自由曲線補間方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-110673
公開番号(公開出願番号):特開平8-305430
出願日: 1995年05月09日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 NURBS曲線を特定するためのデータを数値制御装置に直接指令することにより、NURBS曲線の補間ができるようにする。【構成】 前処理演算手段2はNCプログラム1を解読する。前処理演算手段2は、補間周期Tの間に移動する距離ΔLを算出する。パラメータ値変化量算出手段3aは、現在のパラメータtの値「ti 」により特定される現在位置から、距離ΔLだけ移動する場合のパラメータtの変化量Δtを算出する。移動量演算手段3bは、パラメータtの値が「ti +Δt」となった時の位置を、NURBS曲線の定義式から算出する。そして、その位置まで移動するための各軸の移動量を演算し、各軸に対する補間パルスΔX,ΔY,ΔZを出力する。このようにして、CAD等で作成されたNURBS曲線を特定するためのデータをCNCに直接指令することにより、NURBS曲線の補間を行うことができる。
請求項(抜粋):
各種機械の移動軸を制御する数値制御装置の自由曲線補間方式において、特定のパラメータを変数とする関数で表されたNURBS(Non-Uniform Rational B-Spline)曲線の補間指令を含むNCプログラムを解読し、前記NURBS曲線の補間指令における速度指令から単位時間当たりの移動量を算出し、移動指令を出力する前処理演算手段と、前記移動量だけ移動する場合の前記パラメータの変化量を算出するパラメータ変化量算出手段と、前記パラメータの現在の値に前記変化量を加えた値を前記NURBS曲線の関数に代入することにより次に補間すべき座標値を獲得し、前記座標値までの各軸の移動量を算出する移動量算出手段と、を有することを特徴とする自由曲線補間方式。

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