特許
J-GLOBAL ID:200903017702605062
動力伝達機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-186415
公開番号(公開出願番号):特開平11-030244
出願日: 1997年07月11日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 動力伝達機構において、設定値を超過したトルクの伝達遮断の信頼性を向上させると共に、トルクの伝達遮断時の騒音及び振動の発生を解消し、更に、部品点数を減少し、組み付けを容易に行う。【解決手段】 プーリ3に固定されたアウターリング5と圧縮機のシャフト6に固定されたインナーボス7との間に、ゴム製弾性リング体9を圧入する。プーリ3のトルクは、弾性リング体9の内部圧縮反力と摩擦係数とにより決定される摩擦力により、アウターリング5、ゴム製弾性リング体9及びインナーボス7を経て圧縮機のシャフト6へと伝達される。圧縮機が回転不能になると、アウターリング5とゴム製弾性リング体9との間でスリップが起き、発生した摩擦熱によりゴムが溶断され、瞬時にトルク伝達が遮断される。
請求項(抜粋):
駆動部材に固定されたアウターリングと、従動部材に固定されたインナーボスと、前記アウターリングの内筒面と前記インナーボスの外筒面との間に圧縮反力が生じるように介在されたゴム製弾性リング体とから構成され、前記駆動部材の回転力が設定値を超過したとき、前記ゴム製弾性リング体が前記アウターリングの前記内筒面で溶断されることによりトルク伝達を遮断することを特徴とする動力伝達機構。
IPC (3件):
F16D 7/02
, F04B 35/00
, F16H 35/10
FI (4件):
F16D 7/02 F
, F04B 35/00 A
, F16H 35/10 F
, F16H 35/10 D
引用特許:
前のページに戻る