特許
J-GLOBAL ID:200903017706315913

車両用空調装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-105701
公開番号(公開出願番号):特開平5-278443
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ダクト内滞留の高温エアが冷房開始当初吹出される不快感防止を前提とし、乗車当時の不快感増大を防ぎながら空調エア吹出しタイミングを調整する。【構成】 乗車当時の不快度指数はFO=K6 ・Te +K7 ・Tr +K8 ・Ta +K9 ・Ts +C2 で定義され、低風量で吹出したと仮定したときの快適度はF1 =K1 ・V+K2 ・Te +K3 ・Tr +K4 ・Ta +K5 ・Ts +C1 で定義される。ここにV:吹出風量、Te :蒸発器温度、Tr :車室内温度、Ta :外気温度、Ts :日射量、C1 ,C2 :定数、係数K1 〜K9 は不快さが最小となる状態が『5』となるよう実験により決定されるもので、『FO =5』と『F1 =5』とは同一の快適度(不快さ)となるよう設定される。乗車当時のFO はメモリに保存され、快適度F1 は順次更新される。冷房開始後、順次蒸発器温が低下し、経時的にF1 は小さくなりFO より小さくななった時に空調エアの吹出しを始める。
請求項(抜粋):
冷房運転開始に伴ってエバポレ-タが温度低下する前段階の乗員の不快度と、冷房運転開始に伴ってエバポレ-タが温度低下し始めた後に仮に空調エアを吹出させたと仮定したときに乗員が体感するであろう快適度とを比較して、該快適度が前記不快度よりも快適な状態を示すことになったときに空調エアの吹出しを開始するようにした、ことを特徴とする車両用空調装置の制御方法。を有していることを特徴とする車両用空調装置の制御方法。

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