特許
J-GLOBAL ID:200903017706466008
冷間巻ばね用線材の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-194427
公開番号(公開出願番号):特開2007-009300
出願日: 2005年07月01日
公開日(公表日): 2007年01月18日
要約:
【課題】 表面脱炭層が少なく、材料が軟質であるという相反する性質を備えた高品質の冷間巻ばね用線材の製造方法を提供する。【解決手段】 熱間にて圧延された線材14をコイル状に巻回してコンベア18上に展開し且つ搬送する過程で冷却する冷却工程が、(a) 線材14の共析変態点付近まで急冷する急冷工程P4と、(b) その急冷工程P4により急冷された線材14をその急冷工程P4の冷却速度よりも低い冷却速度で徐冷する徐冷工程P5とを、含むことから、圧延後の線材14はA3線とA1線(共析変態点温度)との間の脱炭領域を速やかに通過させられることによりフェライトの析出すなわち表面脱炭層の形成が可及的に少なくされるとともに、徐冷工程P5による徐冷によって十分に軟化されて常温加工性が高められるので、表面脱炭層が少なく且つ軟質であるという相反する性質を備えた高品質の冷間巻ばね用線材14が得られる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
熱間圧延された線材をコイル状に巻回し、コンベア上に展開して搬送する過程で冷却する冷却工程を有する冷間巻ばね用線材の製造方法であって、該冷却工程は、
前記線材の共析変態点付近まで急冷する急冷工程と、
該急冷工程により急冷された前記線材を、該急冷工程における冷却速度よりも遅い冷却速度で徐冷する徐冷工程と
を、含むことを特徴とする冷間巻ばね用線材の製造方法。
IPC (3件):
C21D 9/52
, C22C 38/00
, C22C 38/16
FI (3件):
C21D9/52 103B
, C22C38/00 301Y
, C22C38/16
Fターム (17件):
4K043AA02
, 4K043AB04
, 4K043AB05
, 4K043AB10
, 4K043AB13
, 4K043AB15
, 4K043AB22
, 4K043AB23
, 4K043AB25
, 4K043AB26
, 4K043AB28
, 4K043AB30
, 4K043BA04
, 4K043CB03
, 4K043EA03
, 4K043EA07
, 4K043FA13
引用特許:
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