特許
J-GLOBAL ID:200903017713253290
ピン継手の可動取付構造
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-000392
公開番号(公開出願番号):特開平8-189299
出願日: 1995年01月05日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 ピン継手によりコンクリート構造物どうしを接合させるにあたり、ピン継手の取り付け方を工夫して継ぎ目がずれるときにコンクリートにクラックが生じないようにする。【構成】 セグメント1の接合端面1aに埋め込んだインサート金具30に、ナット部材40を途中までねじ込んだピン継手10を挿入し、インサート金具30に保持部材50をねじ止めしてナット部材40を挟んで押さえ付ける。ピン継手10はインサート金具30内で若干揺動するようになっており、接合されたセグメント1、1をずらそうとする応力が、ナット部材40とインサート金具30および保持部材50との間に生じる摩擦力を越えるとナット部材40とともにピン継手10が揺動して応力を緩衝する。
請求項(抜粋):
一方の接合端面に突出させて取り付けたピン継手を、他方の接合端面に設けた凹状係止部材に挿入かつ係止させてコンクリート構造物どうしを接合するにあたり、前記ピン継手を前記一方の接合端面に取り付ける構造であって、ピン継手が遊嵌状態で挿入されるピン継手挿入孔を有するインサート部材が、前記一方の接合端面に、ピン継手挿入孔を開口させて埋設され、前記ピン継手の周部に径方向に突出する摩擦受け部が設けられ、このピン継手の一端側が、前記インサート部材の前記ピン継手挿入孔に挿入され、保持部材がインサート部材に係合され、この状態で、前記摩擦受け部が、インサート部材と保持部材とにより所定荷重を受けて挟まれ、かつ、摩擦受け部の突出方向外方には、摩擦受け部の移動空間が残されていることを特徴とするピン継手の可動取付構造。
IPC (2件):
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