特許
J-GLOBAL ID:200903017713292872

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-160123
公開番号(公開出願番号):特開平11-356081
出願日: 1998年06月09日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 負荷,入力電圧などの変動が存在した場合でも、安定した起動,回転制御を実現すること。【解決手段】 モータに印加する出力電圧と出力周波数の関係の基準値を記憶する基準電圧記憶手段を備え、回転数制御手段は、その基準電圧に基づいて出力電圧を操作出力し、また随時変更することにより、運転条件が変動した場合でも、モータの回転数が迅速に安定して所望の目標回転数となるよう制御される。さらに入力電圧検出手段を備え、回転数制御手段は、検出された入力電圧が変動しても、その変動に応じて出力パルス幅を変更することにより、モータの起動をスムーズにし、回転数が安定に制御される。さらに回転数が所定の回転数を超えた時に、キャリア周波数を切り換えることにより、安定した起動と静かな運転の両立を実現するものである。
請求項(抜粋):
直流電源をスイッチングしてブラシレスモータの電機子巻線に印加し、その印加電圧を操作して回転数制御を行うブラシレスモータのインバータ装置において、前記モータに印加する出力電圧と出力周波数の関係の基準値を記憶する基準電圧記憶手段と、前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と、出力電圧を操作し前記回転数検出手段により検出された前記モータの回転数が所望の目標回転数となるよう制御する回転数制御手段とを備え、前記回転数制御手段は、前記基準電圧記憶手段が記憶する前記モータの回転数に対応する基準電圧値を初期値として出力電圧を増減操作することにより回転数制御を行い、さらにこの増減操作により得られた出力電圧値を用いて前記基準電圧記憶手段に記憶された出力電圧と出力周波数関係を修正し、目標回転数が変更された場合には、修正された出力電圧,出力周波数関係に従い出力電圧を決定する機能を有したことを特徴とするインバータ装置。

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