特許
J-GLOBAL ID:200903017714087474

ゴム変性スチレン系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-236473
公開番号(公開出願番号):特開平7-090159
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 高い剛性を維持、耐衝撃性及び光沢度に優れ、かつ流動性に優れたゴム変性スチレン系樹脂組成物を開発すること。【構成】 (A)重量平均分子量(Mw)が100,000〜160,000のスチレン系樹脂の連続相に、(B)スチレン系樹脂が取り込まれたオクルード粒子を有する特定の性状のゴム状重合体粒子が分散してなるゴム変性スチレン系樹脂組成物である。
請求項(抜粋):
(A)スチレン系樹脂の連続相に、(B)スチレン系樹脂が取り込まれたオクルード粒子を有するゴム状重合体粒子が分散してなるゴム変性スチレン系樹脂組成物であって、(イ)スチレン系樹脂の重量平均分子量(Mw)が100,000〜160,000で、かつ重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が2.0〜2.7であること、(ロ)ゴム状重合体粒子の平均粒子径が0.5〜3.0μmで、かつオクルード粒子とゴム状重合体粒子の粒子径比が0.15〜0.50であること、(ハ)オクルード粒子の粒子径分散度が1.2〜2.4であること、(ニ)NMRで評価されるゴム状重合体の緩和時間(T2 )が1,200〜3,000μsecであること、及び(ホ)NMRで評価されるゲル部のスチレン系樹脂/(スチレン系樹脂+ゴム状重合体)の信号比率が52〜70%であることを特徴とするゴム変性スチレン系樹脂組成物。

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