特許
J-GLOBAL ID:200903017718506838

ベンゾトリアゾール化合物及び感熱記録材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-123550
公開番号(公開出願番号):特開平9-095487
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 感熱記録材料用添加剤等に有用なベンゾトリアゾール化合物及び耐光性と定着性の両立した感熱記録材料を提供すること。【解決手段】 一般式(I)で表されるベンゾトリアゾール化合物である。また、支持体上に感熱記録層及び保護層を設けてなり、前記ベンゾトリアゾール化合物を含有する感熱記録材料である。式中、mは1又は2を表し、Aは特定のフェニル基又はナフチル基の環Bを含む基を表し、X、Y、Wは独立に水素原子、アルキル基等を表す。前記ベンゾトリアゾール化合物は光定着する波長領域における光透過率が定着後に減少する光透過率調整作用を有し、感熱記録層の保護層に含有されることが好ましい。【化1】
請求項(抜粋):
一般式(I)で表されることを特徴とするベンゾトリアゾール化合物。【化1】式中、mは、1又は2を表す。Aは、一般式(I)-(1)のm=1のとき及び一般式(I)-(2)〜(4)において、下記式(1-1)を表す。【化2】式中、R1及びR2は、水素原子、アルキル基、アルケニル基、-CO2R6、-CONR7R8、-CN又はアリール基を表す。環Bは、フェニル基又はナフチル基を表す。R6、R7及びR8は、水素原子、アルキル基、アルケニル基又はアリール基を表す。また、一般式(I)-(1)においてm=2のとき、Aは、下記式(1-2)を表す。【化3】式中、R1、R2及び環Bは、前記式(1-1)におけるのと同義である。R3は、-OR3AO-又は-OCOR3ACO2-を表し、ここでR3Aは、アルキレン基、アリーレン基を表す。Xは、一般式(I)-(1)、(I)-(3)及び(I)-(4)においては、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリール基又はハロゲン原子を、一般式(I)-(2)においては、アルキレン基、-OR4O-又は-OCOR4CO2-を表す。Wは、一般式(I)-(1)、(I)-(2)及び(I)-(4)においては、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリール基又はハロゲン原子を、一般式(I)-(3)においては、-OR4O-又は-OCOR4CO2-を表す。Yは、一般式(I)-(1)、(I)-(2)及び(I)-(3)においては、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリール基又はハロゲン原子を、一般式(I)-(4)においては、-OR4O-、-OCOR4CO2-、-CH2CH2CO2R4OCOCH2CH2-、-CH2CH2OCOR4CO2CH2CH2-又は-CH2CH2CON(R5)R4N(R5)COCH2CH2-を表す。R4は、アルキレン基又はアリーレン基を表す。R5は、水素原子又はアルキル基を表す。Zは、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基を表す。
IPC (7件):
C07D249/20 503 ,  B41M 5/26 ,  B41M 5/30 ,  B41M 5/28 ,  G03C 1/52 ,  G03C 1/815 ,  C09K 3/00 104
FI (9件):
C07D249/20 503 ,  G03C 1/52 Z ,  G03C 1/815 ,  C09K 3/00 104 C ,  B41M 5/18 S ,  B41M 5/18 T ,  B41M 5/18 101 E ,  B41M 5/18 102 S ,  B41M 5/18 112
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 記録材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-347284   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 特開平4-363362
  • 特開昭53-141622
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