特許
J-GLOBAL ID:200903017720211900

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-282867
公開番号(公開出願番号):特開平10-082384
出願日: 1996年10月07日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 高性能のスクロール圧縮機を提供することであり、圧縮機運転中に創出される熱を容易に且つ急速に消散するリブを有するスクロール圧縮機を提供することである。【解決手段】 旋回側スクロール71と固定側スクロール73の内側を伸延するインボリュート79、81が相互に180°位相がずれた状態に維持され且つ部分83の位置で相互に接触し、流体空間85を画定する。インボリュートは相対するスクロールに接近する位置に伸延し得る寸法形状とされ且つ各スクロールに支持され、インボリュート先端溝87を画定する先端85を有する。コンプライアントシール89がこのインボリュート先端溝87に受容され、一方のインボリュートと、このインボリュートに相対するスクロールの底部との間に間隙或いは“ブローホール”が生じないようシールする。
請求項(抜粋):
スクロール圧縮機であって、モーターシェルに格納され、該モーターシェルから軸線方向に伸延するモーターシャフトを有するモーターと、前記モーターシェルに固定された圧縮機ハウジングにして、円周方向壁と底部とを有し、該底部にはモーターシャフト開口部が形成され、前記モーターシャフトが、該開口部に回転自在にジャーナル軸受けされ且つ該モーターシャフト開口部を貫いて前記圧縮機ハウジング内に伸延する圧縮機ハウジングと、該圧縮機ハウジング内で前記モーターシャフトに取り付けられ、該モーターシャフトと共に回転する偏心重りと、該偏心重りに取り付けられた旋回側スクロールにして、前記モーターシャフトが回転する時、該モーターシャフトにより旋回駆動され、内面と、外面と、前記内面から伸延するインボリュートとを有するプレートとを具備し、該プレートが前記偏心重りに取り付けられる旋回側スクロールと、圧縮機ハウジングに固定した固定側スクロールにして、内面と、外面とを有し、入口と、出口とが形成され、前記内面にはインボリュートが伸延され、該インボリュートが前記旋回側スクロールのインボリュートと歯合して各インボリュートの外縁部位置に吸引帯域を形成し、各インボリュート間には流体空間を形成し、該流体空間が、スクロール圧縮機が運転されるに従い、該流体空間の寸法形状が減少して流体を圧縮する固定側スクロールと、少なくとも2つのアイドラークランクアセンブリーにして、各アイドラークランクアセンブリーが前記固定側スクロールと旋回側スクロールとの間を伸延する少なくとも2つのアイドラークランクアセンブリーと、固定側スクロールと旋回側スクロールとの間のランニングクリアランスを維持するための手段と、一方のインボリュートの先端と、該先端と相対するスクロールのプレートとの間のシールを提供するためのシール手段と、各スクロールの少なくとも一方の表面に形成され、該スクロールを強化し且つ熱を消散させるためのリブ手段と、を含んでなるスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/04
FI (2件):
F04C 18/02 311 Y ,  F04C 29/04 E

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