特許
J-GLOBAL ID:200903017720753605

音質調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-125977
公開番号(公開出願番号):特開平8-298418
出願日: 1995年04月25日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 音響再生機器の音質を、物理量と心理量との定量的対応モデルに基づいて調整することにより、受聴者が希望する音質を正確にかつ短時間で設定すること。【構成】 音響再生機器の音質を受聴者の感じる心理量に基づいて制御するため、モデル構築手段10を用いて音の物理量(周波数特性)と心理量との定量的な対応関係モデルを構築する。補正特性抽出手段20はこのモデルに基づいて、目標となる音質を実現するための補正特性を抽出する。オーディオ信号入力手段1で入力されたオーディオ信号は、信号処理手段2で所定の補正特性で信号処理され、増幅器3を通じてスピーカ4より音が出力される。こうすると例えば「艶の有る音」と受聴者が指示するだけで、周波数特性が自動調整される。
請求項(抜粋):
音響再生機器の再生音を受聴したとき、受聴者の感じる音質を心理的表現語で表現したとき、前記心理的表現語を音の心理特性とし、前記音響再生機器の周波数特性を物理特性とするとき、前記音響再生機器の音質を前記心理特性により調整する音質調整装置であって、前記心理特性と前記物理特性との定量的対応モデルを構築するモデル構築手段と、前記モデル構築手段で構築された定量的対応モデルを基に、受聴者の希望する心理特性で表現された音質となるように、入力されたオーディオ信号の音質を補正するための補正特性を抽出する補正特性抽出手段と、入力されたオーディオ信号を前記補正特性抽出手段で抽出された補正特性で補正処理する信号処理手段と、を具備することを特徴とする音質調整装置。
IPC (2件):
H03G 5/02 ,  H03G 5/16
FI (2件):
H03G 5/02 B ,  H03G 5/16 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-020111
  • 特開平3-019513
  • 特開平2-303210
全件表示

前のページに戻る