特許
J-GLOBAL ID:200903017720813217

マイクロホン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-076371
公開番号(公開出願番号):特開平6-269083
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 風雑音を十分に低減しながら、良好な収音品質が得られるマイクロホン装置を実現する。【構成】 第1及び第2のマイクロホン素子11及び12を近接して配置する。第1及び第2のマイクロホン素子の出力の差分出力を、減算回路15から得る。第1のマイクロホン素子11の出力信号の内の所定周波数以上の所定帯域の成分を第1のフィルタ21で抽出する。第1のマイクロホン素子11の出力信号の内の所定周波数以下の所定帯域の成分を第2のフィルタで抽出し、抽出した信号成分を主要入力信号として適応雑音キャンセラー10に供給する。減算回路15からの差分出力の内の所定周波数以下の所定帯域の成分を第3のフィルタで抽出し、抽出した信号成分を参照入力信号として適応雑音キャンセラー10に供給する。第1のフィルタの出力信号と、適応雑音キャンセラー10の出力とを加算回路24で加算して、出力端子17に導出する。
請求項(抜粋):
近接して配置した第1及び第2のマイクロホン素子と、上記第1及び第2のマイクロホン素子の出力の差分出力を得る手段と、主要入力信号に含まれる雑音成分を、参照入力信号に基づいて適応的に低減するようにする適応雑音キャンセラーと、上記第1のマイクロホン素子の出力信号の内の所定周波数以上の所定帯域の成分を抽出する第1のフィルタと、上記第1のマイクロホン素子の出力信号の内の所定周波数以下の所定帯域の成分を抽出し、抽出した信号成分を上記主要入力信号として上記適応雑音キャンセラーに供給する第2のフィルタと、上記第1及び第2のマイクロホン素子の差分出力の内の所定周波数以下の所定帯域の成分を抽出し、抽出した信号成分を上記参照入力信号として上記適応雑音キャンセラーに供給する第3のフィルタと、上記第1のフィルタの出力信号と、上記適応雑音キャンセラーの出力とを加算して、装置出力とする加算手段とを備えるマイクロホン装置。
IPC (6件):
H04R 3/00 320 ,  G10L 3/02 301 ,  H03H 17/02 ,  H03H 17/04 ,  H03H 21/00 ,  H04R 1/40 320

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