特許
J-GLOBAL ID:200903017724209799

可動コイル型リニアアクチュエータ付きレンズ鏡筒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村井 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-195227
公開番号(公開出願番号):特開平11-023941
出願日: 1997年07月07日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 2個の可動コイルの推力の均一化を図った可動コイル型リニアアクチュエータ付きのレンズ鏡筒を安価に生産可能とする。【解決手段】 リニアアクチュエータ10は、2つの平板部21,22を有し、平板部21に永久磁石25を固定した直線界磁体30と、平板部22を周回するようにそれぞれ巻線されかつ移動自在な2つの可動コイル31,32とを有し、コイル31,32のコイル長をそれぞれLa,Lbとし、コイル31,32の可動有効範囲Sa,Sbにそれぞれ対応する永久磁石の磁極を互いに異極とし、各磁極の磁極長をMa,Mbとしたとき、Lb/La=k(Sb/Sa)、但し、kは0.8〜1.2となり、かつMb/Ma=h(Sb/Sa)、但し、hは0.8〜1.2となるように設定し、コイル31をレンズ系の1つに連結するとともに、コイル32を他の1つに連結する構成である。
請求項(抜粋):
複数のレンズ系を可動コイル型リニアアクチュエータで駆動する可動コイル型リニアアクチュエータ付きレンズ鏡筒において、前記可動コイル型リニアアクチュエータは、閉磁路を成し互いに平行な第1及び第2の平板部を有する軟磁性体ヨークの前記第1の平板部の内面に永久磁石を固定した直線界磁体と、前記第2の平板部を周回するようにそれぞれ巻線されかつ移動自在な第1及び第2の可動コイルとを有し、該第1及び第2の可動コイルのコイル長をそれぞれLa,Lbとし、前記第1及び第2の可動コイルの前記直線界磁体に対する可動有効範囲Sa,Sbにそれぞれ対応する前記永久磁石の第1及び第2の磁極を互いに異極とし、かつ前記第1及び第2の磁極の磁極長をMa,Mbとしたとき、前記コイル長と前記可動有効範囲との関係がLb/La=k(Sb/Sa)、但し、kは0.8〜1.2となり、かつ前記磁極長と前記可動有効範囲との関係がMb/Ma=h(Sb/Sa)、但し、hは0.8〜1.2となるように設定し、前記第1の可動コイルを前記複数のレンズ系のうちの1つに連結するとともに、前記第2の可動コイルを前記複数のレンズ系のうちの他の1つに連結することを特徴とする可動コイル型リニアアクチュエータ付きレンズ鏡筒。
IPC (3件):
G02B 7/04 ,  G03B 3/10 ,  G03B 13/34
FI (2件):
G02B 7/04 E ,  G03B 3/10

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