特許
J-GLOBAL ID:200903017725147584

気体バッグおよびそれを製造する布

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-296927
公開番号(公開出願番号):特開平7-009931
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 膨張された気体バッグの外形によって規定される通りに横糸方向における張力に対する縦糸方向における張力の比によって決定される気体透過率を有する複数の布区域から構成される車両搭乗者抑止装置気体バッグを提供する。【構成】 全体として風船の形状を有する気体バッグは上部分(10)および下部分(12)を有し、該下部分は気体発生器(14)と結合される中心穴を有する。気体バッグの張力分布は、その風船形状の故に、実質的に一定である。車両搭乗者に面する上部分(10)は細片と熱気とによる搭乗者の負傷を回避するため低い気体透過率を有する。下部分(12)の気体透過率は上部分(10)のそれの少なくとも2倍にされている。上部分(10)および下部分(12)を構成する布部分は、少なくとも概ね同じ密度およびフィラメントタイプを有する。布部分はそれらの外縁において互いに縫合されている。
請求項(抜粋):
車両搭乗者抑止装置のための気体バッグであって膨張状態において車両搭乗者に面する少なくとも一つの区域および前記車両搭乗者に面しない少なくとも一つの区域を有するコーティングをしていない織布から成る外囲部(envelope)を有するものにおいて、前記車両搭乗者に面する前記区域および前記車両搭乗者に面しない前記区域における前記外囲部が糸密度およびフィラメント糸によって決定される同じタイプの織布から作られることと、前記布が前記区域のおのおのにおいて縦糸および横糸の予決定された方向を有しかつ前記布が前記区域において互いに実質的に異なりそして膨張された気体バッグの外形によって指図される通りに横糸の方向における張力に対する縦糸の方向における張力の比によって決定される気体透過率値を有することとを特徴とする気体バッグ。
IPC (3件):
B60R 21/16 ,  D03D 1/02 ,  D03D 1/04

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