特許
J-GLOBAL ID:200903017728615929

シートのリクライニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-031025
公開番号(公開出願番号):特開平9-220131
出願日: 1996年02月19日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 シートのリクライニング装置の耐衝撃性を高め、構造を簡略化し、使用感を向上させる。【解決手段】 シートクッションフレームの後部両側に取り付けた1対のロアアームと、シートバックフレーム20の下部両側に固定した1対のアッパアームは、水平な軸線Oを中心としてそれらの間の角度が調整可能となるように連結されている。互いに対応する一方のロアアーム12とアッパアーム22の間にはロアアームに対するアッパアームの傾斜角度を調整してその位置に保持する傾斜角度調整機構30を設け、互いに対応する他方のロアアーム13とアッパアーム23はビスカスカップリング40を介して連結する。ビスカスカップリングは、ハウジング41とハブ42の間の抵抗トルクが、その間の相対回動速度が増大するにつれて急激に増大し、ある限度を越えれば相対回動を阻止するものである。
請求項(抜粋):
車体に取り付けたシートクッションフレームの後部両側に設けた1対のロアアームと、シートバックフレームの下部両側に固定した1対のアッパアームを、水平な軸線を中心としてそれらの間の角度が調整可能となるように連結してなるシートのリクライニング装置において、互いに対応する一方の前記ロアアームとアッパアームの間にはこのロアアームに対するアッパアームの傾斜角度を調整してその位置に保持する傾斜角度調整機構を設け、互いに対応する他方の前記ロアアームとアッパアームは、このインナロアアームとインナアッパアームにそれぞれ取り付けられて互いに回動自在にかつ液密に設けられたハウジングとハブにより液密に形成された円筒状の空間内にハウジングと共に回転する多数のアウタプレートとハブと共に回転する多数のインナプレートを僅かの隙間をおいて交互に配置し、前記空間内の残る部分を粘性流体及び気体により充填してなるビスカスカップリングを介して連結したことを特徴とするシートのリクライニング装置。

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